ありがとうございます 神書 8-50

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感謝の真祈り


 神さまに、光源に背を向けたら、闇が広がるのです。闇に吸い込まれないようにと、神さまは鏡となって、光を反射して下さるのです。闇に向かって、自分の心を鏡に写す世界は、虚の世界です。今迄は虚の世界の、無限の無限のチャンネルの番組の中を、さすらって来たのです。虚の世界でのお祈りは、真祈りでは無いのです。真(まこと)の、実の、神さまの世界でするお祈りが、真祈りです。自分の外の世界は、鏡に写る虚の世界です。自分の中に中心に、真実の世界があるのです。自分の中と言っても、肉体の中、魂の中、心の中、いのちの中、どこを探しても、自分の中はありません。




 自分の中・中心・神さまは、言葉で定めるのです。




 『天照大御神 今ここに 在します みんな天照大御神 新たなる全徳の無限の無限の輝きが無限に無限に一杯!』




 これに類する言葉によって、自分の中・中心・本源・神さまを定めるのです。そして「ありがとうございます」の一言を、一心に心の中で唱えながら、一瞬一瞬新たに新たに、神さまからの無限の無限の光を、受け直すのです。そしてそのすべてを、受け流し、流すだけ、眺めるだけ、更には自分を無くして意識を無限に無限に大きく大きく拡大して、全体を自分として直覚するのです。実の世界の、無限の無限のチャンネルの番組のすべてを、真(まこと)の光一元に仰ぎ見て受けるのが、感謝の真祈りです。




 だから感謝の真祈りを祈れる自分になる為には、




 ①プラスだけを選ぶ




 ②新たに受け直す




 ③神さまへの恩返しに生きる




 この三つを備えた自分、本心の自分を生きるということが大切です。思いの心のままでは、マイナスを選び、過去を掴み、自己中心の求める心なので、感謝の真祈りを祈ることは不可能です。大犠牲精神の愛も、思いやりの愛も寛容の愛も、この世を過去を相手にしている限りは、天照大御神の絶対の愛には、未だ波長が合わないのです。過去のすべてを、この世のすべてを、断腸の思いで一度は切り捨てて、感謝の真祈りに一点集中してこそ、天照大御神と出会えるのです。新たに新たに天照大御神を受け直す、赦しの愛を生きるのが、感謝の真祈りの生き方です。感謝の真祈りの赦しの愛こそが、天照大御神の絶対の愛に波が合うのです。




 『天の岩戸は開かれ、天照大御神 今ここに 旭日の如く輝いている!』





 地球人類救済の主役は、天照大御神に移り、天照大御神の御威光の前には、すべての闇・マイナス・思いは、クモの子を散らすように、自然に退散し消えてゆくのです。




 お互いが褒め讃え・感謝し・喜び合う、一大調和のすがたが満ち渡ってゆくのです。天照大御神が現前すれば、すべては無限の無限のプラスに置き変わってゆくのです。感謝の真祈りを祈れば、本当に無限の奇蹟の連続となるのです。




 感謝の真祈りが、大きく真価を発揮してゆくのです。