ありがとうございます 神書 8-47

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自分の心の王国は自分自身が支配すること


 自分の心の王国は、自分自身が支配しなければならないのです。支配するとは、すべてを支え、すべての采配を揮うことです。自分の心の王国を明るくしたければ、自分自身が明るく輝かなければならないのです。外からの他の助けで明るくなっても、自分自身が内から明るく輝いていなければ、また逆戻りして暗くなってしまうのです。




 自己内在の真(まこと)の神を呼び出すことを忘れて、外へ他に頼って来たのが、すべての間違いの根本原因なのです。他に頼る者は永遠に自立することはできないのです。




 赤ん坊は自ら立ち上がろうとするから、自分の力で立てるようになるのです。他に頼ろうとしないで、自らの力を発揮しようとすれば、他からの必要な支援は、求めなくても自然に与えられるものです。




 感謝の真祈りを一心に祈り続けたら、必ず自己内在の真(まこと)の神が輝き出て来るのです。新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯!の天の自分が、内から湧き出て来るのです。この時に自分の心の王国を、自分自身で支配できるのです。




 一瞬一瞬新たに新たに、最高番組を選び続けてこそ、真(まこと)の自由意志の発揮です。本心の自分・本源の自分は常に、最高番組を現実化しようとするのです。本心の自分を生きるのを忘れ、自由意志を発揮するのを忘れた時に、最高番組を選び損なって、低い番組に転落するのです。




 何事も最高番組の中に在るものが本物です。感謝・奉仕も、最高番組の絶対感謝・絶対奉仕になれば、本物です。絶対感謝と絶対奉仕は、呼吸のように元より一つのものです。




 絶対感謝のなかに絶対奉仕が在り、絶対奉仕の中に絶対感謝が在るのです。一つになった時が本物で、二つに分かれた時は偽物です。




 絶対感謝に生きるとは、絶対奉仕に生きることです。




 感謝に生きるとは、恩返しに生きることです。二つの働きが一つになって、無限に輝き・無限に躍動し・無限の働きになれば、本物です。




 神と人、天の自分を地の自分の関係も、双方が一つになった時に、本物となるのです。双方が与え尽くし合って、交流してこそ、融合一体化するのです。




 神・天の自分からの一方通行では、一体化できないのです。人・地の自分からも与え尽くしてゆかなければ、交流・融合・一体化は起こらないのです。




 いつまでも自分に合わせて、助けてもらおうとするのは、大きな間違いです。自分の方から神さまに合わせて、お手伝いに生きようと、恩返しに・絶対奉仕に生きるのが、正しい生き方なのです。そうすれば天の自分と地の自分が一つにつながって、最高番組が現実化して来るのです。




 理想を現実化する為には、天の自分と地の自分が一つになって、助け合わなければならないのです。




 神・天の自分からの助けはいつも降り注いでいるのです。後は人・地の自分がどれだけ神・天の自分に合わしてゆけるかの問題です。