ありがとうございます 神書 7-3

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悟りへの道は絶対感謝の世界への道


 悟りへの道は、泥沼のような思いの世界から、黒雲や白雲のような思いの世界へ、更に雲の上の光のような感謝の世界へ、更には光源としての太陽のような絶対感謝の世界へと順番に昇ってゆく道です。強欲で頑固な心の人は、泥沼のような思いの世界の住人です。求める心が少なくなった人、愛他的な人は、黒雲や白雲のような思いの世界の住人です。神さまへの感謝の心が湧き出て、神さまへの恩返しに生きる人は、雲の上の光の世界・感謝の世界の住人です。神さまへの深い感謝の心が湧き出て、神さまへの絶対奉仕に生きる人は、光源の世界・太陽のような絶対感謝の住人です。絶対感謝の世界に生きる為には、古い自分のすべてを消し切る、一大勇猛心が必要なのです。思いの泥沼に沈んでいた自分が、絶対感謝の世界に引き上げてもらう道は、安易な道では無いのです。本当に絶対感謝の世界へ引き上げてほしいのかどうか、自分の自由意志をはっきり示さなければならないのです。投げかけられた命綱を、死んでも離さないという程でなければ、本気になって命懸けになって、自分の自由意志を示していることにはならないのです。




 光の感謝の世界へ入る為には、「ありがとうございます」という命綱を絶対に離さないということが必須条件です。自分の救われの道はこれしか無いのだと、絞り込んで定めたら、自分の自由意志をはっきりと示したことになるのです。そうすれば神さまの助け・護り・力が命綱を通して大きく流れ入って来るのです。




 絶対感謝の世界へ入る為には、感謝の真祈りを自分の自由意志で選んで、実行し続けることが大切です。感謝の真祈りを真剣に真剣に祈り続けたら、必ずすべての思いは消し去られて、思いの無い自分になってゆくのです。思いの無い自分になったら、一瞬一瞬が光源のような神さまとの出会いだけです。




 自分の思い通りに生きようとする人や、自分の力で生きようとする人は、光の感謝の世界へ入ろうとしていないのです。未だ機縁が熟していないのです。無力感にうちひしがれて、愚鈍で不器用な生き方しかできないという人の方が、自分の救われる道はこの道しか無いと絞り込み易いのです。自分の自由意志で選んで、本当に絞り込んだら、感謝の世界へ・絶対感謝の世界へと引き上げてもらうことができるのです。




 常に無限の選択肢の中から、何を選んで受けるかが問われているのです。自分の自由意志で、本当に一つに絞り込んで選んだら、必ず自分のものになるのです。神さまからのプレゼントというものは、常に自分が何を選んで受け取るか、自分自身の自由意志の発揮に委ねられているのです。