ありがとうございます 神書 8-29

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絶対感謝を捧げ、恩返しの絶対奉仕に生きる時


 絶対感謝を捧げ、恩返しの絶対奉仕に生きる時のみ、思いの心に陥らずに済むのです。感謝を忘れ、恩返しを忘れたら、必然的に思いの心に、求める心に陥ってゆくものです。




 思いの心はイコール七難八苦の心です。思いに生きようとすれば、必ず七難八苦が影のように付き纏って来るのです。思い通りになって喜んでいたら、大きい借りを作っているのです。必ずその反動として、借りを返す為の、大きな苦痛を味わうことになるものです。




 思いの心を生きるのが、思い通りに生きようとするのが、先ず一番の大きい間違いなのです。間違った生き方のままでは、永遠に七難八苦から逃れられないのです。

 思い通りにならない苦しみから逃れる為には、思い通りに成りさえすれば、解決すると思っているのは、大きな間違いです。




 思い通りになっても、その思いは益々エスカレートして、思い通りにならない苦しみが、どんどん大きくなるだけです。思いの心を生きようとしている限りは、どんなにあがいても、七難八苦から逃れることは不可能です。




 感謝と恩返しの心に戻らない限りは、七難八苦からは永遠に解放されないのです。

 少しでも感謝の気持ちがあったら、少しでも恩返しの気持ちがあったら、自分の縁者が自分の思いを背負って、身代わりに地獄の苦痛を受けてくれていることに、気付かなければならないのです。そしてその縁者の苦痛を軽くする為に、一日も早くその思いを消し去ろうとしなければならないのです。




 全責任をもって、縁者の苦痛を軽くする為に、感謝の真祈りを祈らなければならないのです。縁者を救う為に真剣に祈るということは、結局は自分の思いを消し去って、自分の番組を上げてゆく為ということになるのです。

 自分さえ良ければ、自分さえ楽になればと、自分中心の生き方では、感謝が深くなる道理は無いのです。




 本心の自分・本源の自分は、全責任をもって、全体を支える大きな働きをしようとするのです。




 縁者の苦痛を自分が率先して背負い、感謝の真祈りを祈りに祈って、すべての問題を解決しようとするのです。だからこそ感謝の心が内から無限に湧き出て来て、感謝の深い自分になってゆくのです。




 無限に感謝の深い、絶対感謝の自分に戻る為には、3K(危険な・きつい・汚い)の仕事を、喜び勇んですることです。

 真(まこと)の3Kの働きとは、地獄の縁者の身代わりになることです。無限の思いを背負えば、悶絶死する位危険です。地獄の苦痛を身に受けたら、七難八苦する位きついのです。地獄の汚れを取る為には、高温の炉で焼かなければならないのです。この覚悟さえできたら、感謝の真祈りを真剣に祈れるのです。すべてを神さまにお任せして、感謝一筋・絶対感謝一筋の自分に成れるのです。思いの心でする感謝は、黒雲が白雲に変化しただけです。真(まこと)の感謝は、光の心に、光源の心に戻ることです。絶対感謝は光源の心の感謝です。