ありがとうございます 神書 8-26

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思いの世界から感謝の世界へ抜け出る方法


 思いの世界から感謝の世界へ抜け出る一番の方法は、神さまへの恩返しの絶対奉仕に生きることです。神さまへの恩返しに生きれば、思いを消し去ってもらえるのです。そして光の感謝の心を与えてもらえるのです。恩返しの生き方を徹底すれば、神さまへの絶対奉仕となるのです。一瞬一瞬古い自分を捧げ尽くして、新しい自分に置き換えてもらう生き方です。




 神さまの絶対の愛は、宇宙の法則となって現れているのです。法則は永遠に不変です。神さまの自由自在な心が、その自由を完全に捧げ尽くして、絶対奉仕に生きているのが、宇宙の法則なのです。大自然のすべては、神さまの絶対の愛を表現しているのです。石ころ一個も、宇宙を自由に飛び回りたいのです。その自由を完全に捧げ尽くして、絶対奉仕に生きて、じっと静止しているのです。だから人は大地の上を歩けるのです。石ころが自分勝手な自由を主張したら、無限の石つぶてが飛び交うことになるのです。それでは人は瞬時も生きてゆけないのです。




 宇宙のすべては、絶対奉仕に生きているのです。自分勝手な自由を、完全に捨て切っているのです。それなのに人だけが、自分勝手な自由を主張しているのは、恥ずかしい限りです。太陽も規則正しく運行してくれるから、人はその愛の光を受け取ることができるのです。太陽が自分勝手な動きをしたら、誰もその愛の光を受け取れないのです。人も他と約束して、その約束を守らなかったら、どんな小さな愛の行為も、受け取ってもらえないのです。




 真(まこと)の自由は、恩返しの絶対奉仕の中に在るのです。神さまの絶対の愛は、絶対奉仕の姿となって、最高の自由を与え続けて下さっているのです。自分自身が同じように、絶対奉仕に生きることによって、最高の自由を受け取ることができるのです。与えたものが与え返されるのです。波の合うものを受け取れるのです。だからこそ恩返しの絶対奉仕に生きるしか、道は無いのです。自分勝手な自由を、微塵も主張できないのです。




 神さまは真(まこと)の自由の本源・本体です。その神さまが自分の自由を完全に捧げ尽くして、絶対奉仕に生きているのです。ここにしか真(まこと)の自由は無いのだよと、そのお手本を示して下さっているのです。人が他からの縛りを感じるのは、自分の働きが余りにも小さいからなのです。神さまのように無限の働きを与え尽くしていたら、誰からも強制されないのです。すべて自分の自由に与え尽くしてゆけるのです。人も少なくとも3人前以上の働きをすれば、神さまのように、自分の自由意志を先行させ、誰からも縛られることは無いのです。そこにこそ真(まこと)の自由があるのです。