ありがとうございます 神書 8-15

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表現の世界は正神界と邪神界に分けられる


 表現の世界を大別すると、正神界と邪神界に分けられるのです。正神界はプラスの言葉を積み重ねて、プラスのものを建設してゆく世界です。邪神神はマイナスの言葉を積み重ねて、プラスのものを破壊してゆく世界です。正神界は光輝く世界、感謝一筋・恩返し一筋の世界です。邪神界は七難八苦の世界、利己的な思い・強欲な願いの世界、すべてを破壊し滅ぼして喜ぶ世界です。プラスの言葉だけを駆使する人は、正神界の住人となり、マイナスの言葉だけを駆使する人は、邪神界の住人になってゆくのです。プラスの善きものをどんどん生み出して喜ぶ世界と、すべてを破壊し滅ぼして喜ぶ世界があるのです。




 人は審神(サニワ)の能力を備えなければ、騙されていても気付かないものです。一人の肉体人間の働きを見る場合でも、その背後にどのような神々が働きかけているかを、見抜かなければならないのです。心の波に感応して働きかけてくるのです。五欲の心を生きているときは、邪神界の神々に巧妙に操られているものです。求める心を起こしたときに、邪神の餌食になりやすいのです。感謝一筋・恩返し一筋の心になれば、求める心が無いので、邪神に操られることは絶対に無いのです。正神界からの助け・護りを受ける秘訣は、恩返し一筋に生きることなのです。




 他界を見る霊能力があっても、騙されることが多いのです。邪神界の頭目のような悪魔やサタンは、化けるのも上手なのです。神々しい姿の神さまに化けて、尤もらしい教えを説き、病気直し等の奇蹟を一杯見せて、正しいと思い込ませて、最後にどんでん返しをくらわせてくるのです。欲の心・求める心が少しでも有ると、騙されていても気付かないのです。正神界の神々の働きは、すべての思いを消し去り、光の世界へ戻る手助けをしてくれるのです。先ずは感謝一筋・恩返し一筋の自分に成ることが大事なのです。




 思いの世界から光の世界へ抜け出る前には、必ず悪魔やサタンの大きな妨害があるものです。それは魔境という落とし穴です。奇蹟を一杯見せて、有頂天にさせてくるのです。これでもかというくらいに五欲を満足させて、五欲の奴隷に引き戻してゆくのです。真(まこと)の神さまに出会いたいという真剣な気持ちを、いつの間にかどこかに置き忘れてしまうのです。悪魔やサタンはニタニタと笑って、手を叩いて喜んでいるのです。真剣に・いのちがけで、真(まこと)の神さまに心を向け続けて、感謝一筋・恩返し一筋の自分のならなければ、この魔境を抜け出ることは難しいのです。




 長い年月を難行苦行して、五欲を断絶しても、すべては消しきれないのです。心の底から五欲の心が頭をもたげてくるのです。感謝の真祈りを祈りに祈って、すべての思いを消し切る以外に方法は無いのです。