ありがとうございます 神書 7-50

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魂の自分・肉体の自分は、本心の自分の表現体


 本心の自分(神なる自分)をしっかりと生きることによって、心の七難八苦・現実の七難八苦を、打破し・克服し・消し去ることができるのです。魂の自分・肉体の自分を生きていては、七難八苦の状態から抜け出すこともできないのです。神さまの御心を現実化して、運命を自在に支配できるのは、本心の自分(神なる自分)だけなのです。魂の自分・肉体の自分は、本心の自分の表現体に過ぎないのです。




 表現体には、運命を支配する力は無いのです。過去の表現体としての、魂の自分・肉体の自分を掴んでいるのは、業想念の心の自分です。業想念の心の自分は、過去の惰性に流されて、運命の奴隷・操り人形になっているのです。自分自身を魂・肉体として掴むのは、業想念の心・偽物です。自分自身を本心(神)として自覚するのが、本当の自分・本物です。表現する者(本心)と表現される者(魂・肉体)を、しっかりと区別することが大事なのです。表現する者(本心)をしっかりと自覚すれば、運命の支配者に成るのです。表現される者(魂・肉体)を自分として掴めば、運命の奴隷に成るのです。




 本心の自分(天の自分・神なる自分)は、真理の言葉(本当のプラスの言葉)を駆使することによって、その無限力を発揮することができるのです。神さまの御心を表現する言葉、新たなる全徳の無限の無限の輝の言葉が、真理の言葉(本当のプラスの言葉)なのです。本当の真理の言葉は、神さまの御心の中に在るのです。




 現実を表現する言葉は、業想念の言葉(マイナスの言葉)なのです。現実の状態を言葉にすれば、業想念の奴隷に・運命の奴隷に陥るのです。神さまの御心・新たなる全徳の無限の無限の輝のみを、言葉にすれば、本心の無限力を発揮できるのです。心と現実の七難八苦を消し去り、常楽我浄の神さまの御心を現す為には、常に今を新たに、心理の言葉(本当のプラスの言葉)のみを、しっかりと駆使することが大事なのです。




 現実から出発する生き方は、業想念の奴隷の生き方です。常に神さまの御心の中から出発する生き方が、本心の自由な生き方になるのです。現実の七難八苦が無くなるのを待っていても、時間の浪費です。




 七難八苦の所為にして、本心の自分を生きなかったら、本心の自分に戻ることは、永遠に不可能なのです。過去の生き方がどうであっても、現実がどんな状態であっても、それらとは無関係に、常に今を新たに、本心の自分を生きることによって、運命を自在に支配できるのです。




 先ず本心の自分を生きることによって、自由自在に成れるのです。本心の自分を生きることによって、最高の運命を享受できるのです。本心の自分(天の自分・神なる自分)を徹底して生きることだけが、何よりも何よりも大事なことなのです。業想念の自分を弁護するのは、愚かな愚かなことなのです。