ありがとうございます 神書 7-35

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マイナスに受けるのは業想念の心


 本心の心とは、感謝の心です。本心の心・感謝の心は、すべてをプラスにプラスに受けるのです。マイナスに受けるのは、業想念の心です。本心の感謝一筋の心は、マイナスの極からすべてをプラス一元に仰ぎ見て、すべてをプラスにプラスに受けるのです。本心の心が輝き出ていたら、すべてをプラスに受けて、無限の無限の幸せで一杯に成るのです。本心の心をしっかりと自覚して、感謝一筋に生きていたら、一切のマイナスは無縁のものとなるのです。もし少しでもマイナスに引っ掛かることがあったら、その時は業想念の心に陥っているのです。本心の自分を忘れて、業想念の奴隷になっているのです。




 過去世から積み重ねて来た業想念が、心の中に残っていたら、何時かは心の表面に浮かび上がって来るものです。その浮かび上がって来る業想念を掴めば、その奴隷に陥るのです。業想念を掴まないようにする為には、先に本心の感謝の心をしっかりと掴んでおくことです。感謝の心さえしっかりと掴み続けていれば、業想念を掴まずに済むのです。一瞬一瞬感謝し続けることを忘れると、浮かび出て来る業想念を掴んで、その奴隷に陥るのです。




 自我の思い・考え・願いは、業想念の心です。五欲(財欲・名誉欲・食欲・色欲・睡眠欲)の心は、業想念の心です。七難八苦の心は、業想念の心です。煩悩の心は、業想念の心です。業想念の心は、本当の自分の心では無いのです。本当の自分の心は、本心の心・感謝の心なのです。神さまの御心(全徳の無限の無限の輝き)を一瞬一瞬新たに新たに受け直して、無限に無限に輝いた心が、本当の自分の心なのです。光を灯せば、闇は消えるのです。本心を輝かせば、業想念は消えるのです。




 『ありがとうございます』と唱えれば、本心が輝き出て来るのです。




 『ありがとうございます』と唱えれば、心に光りが射し込んで来るのです。




 『ありがとうございます』と唱えれば、業想念は消えるのです。




 浮かび出て来る業想念を、片っ端からすべて消し去る為には、『ありがとうございます』と唱え続ければ良いのです。心の中の業想念が消え去れば、青空に太陽の輝くように、本心の自分(湧き上がる感謝の心)が大きく輝き出て来るのです。




 移り変わる姿や浮かび出て来る業想念に囚われない為には、一心不乱に『ありがとうございます』と唱え続けることです。『ありがとうございます』と唱え続ければ、必ず神さまの大きな加護を受けることができるのです。浮かび出て来る業想念は、片っ端から消し去られ、本心の感謝の心が輝き出て来るのです。本当の心の安らぎは、本心の感謝の心の中に有るのです。不動心とは、本心の感謝の心なのです。先ず『ありがとうございます』と唱え続けてみることです。そうすれば心に光りが射し込んで来て、心が明るく・安らいで来るのが良く判るのです。