ありがとうございます 神書 7-33

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祈れる自分・祈る自分になること


 一日も早く、祈れる自分・祈る自分になることが、何よりも何よりも大切な・大事なことなのです。祈れる自分・祈る自分こそが、本当の自分・本心の自分なのです。人生の真の目的は、先ず祈れる自分・祈る自分に成ることです。そして祈り続けることによって、神さまの御心(全徳の無限の無限の輝き)を、この世に顕現し続けることなのです。常に自由自在な本心の立場に立って、新たなる神さまの最高表現を感受して、それをこの世に実現してゆくということが、人の天命・生き甲斐・喜び・幸せなのです。




 祈れる自分・祈る自分に成る為には、外界に囚われない・惑わされない自分に成ることが必要です。『外界は自分の心の投影である』ということを、しっかりと認識することが大切です。神さまの御心(無限の無限のプラス)を、どれだけ心に受け入れて来たか、その結果が今の自分の心の状態・外界の姿と現れているのです。自分の心のマイナス・外界のマイナスの姿は、自分が祈りを忘れた結果なのです。祈らなければ、神さまの御心である無限の無限のプラスは、顕現して来ないのです。




 自分の心のマイナスを、他に振り替えてもらうだけでは、いつまで経っても、祈れる自分には成らないのです。外界のマイナスが少なくなることだけを願っていては、祈りの力は身に付かないのです。甘えの心を捨てて、祈れる強い自分に成る為に、真剣に・命懸けで、祈りの練習に取り組まなければならないのです。大願を立てて、いのちを捧げて、真心を込めて、真剣に取り組めば、必ず大きな成果が得られるのです。他のすべてを捨て切って、祈りの練習に没頭すれば、誰でも短期間に祈れる自分に成れるのです。業想念の心・五欲の心・煩悩の心・自我の心を相手にしないで、祈りの練習だけに精神集中すれば、本心の心が輝き出て来て、祈れる自分・祈る自分に成るのです。すべてを祈りの練習に絞り込んでゆくことが、大願成就の秘訣なのです。




 感謝の真祈りは、謙虚な心で、すべてをプラスに受けるのです。自分の立場をマイナスの極に置く、無限に無限に謙虚な心になって、この世のすべて、あの世のすべても、プラス一元に仰ぎ見ることができるのです。神さまの最高表現、一瞬一瞬新たなる全徳の無限の無限の輝き、光一元・プラス一元の一大調和・一大統一の姿は、想像を絶する凄いものなのです。その神さまの最高傑作を、真実に感受してゆく為には、無限の無限の感謝が必要なのです。感謝三昧の心に成っても、まだまだ浅い感謝なのです。どこまでもどこまでも感謝は深まってゆくのです。自分のすべてを捧げ尽くして祈るのは、自分の掴んだ過去のマイナス・小さなプラス・大きなプラスのすべてを、神さまに消し去っていただく為なのです。その後に、更に大きなプラスが、自分の中に流れ入って来るからです。