ありがとうございます 神書 7-32

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感謝三昧・祈り三昧の心は仏界の心


 人は自分の心を投影して、外界(肉体・環境・世界)に表現しているのです。自分の心の状態をそのまま、外界(肉体・環境・世界)に現実化して、その中心に自分を置くのです。奪い合う心は、地獄界を現出するのです。求めるだけの心は、餓鬼界を現出するのです。本能のままの心は、畜生界を現出するのです。競争心は、修羅界を現出するのです。ギブ・アンド・テイクの心は、人間界を現出するのです。ギブ・アンド・ギブの心は、天上界を現出するのです。




 上記六つの界は、外界に執着し、過去を掴む、業想念の心の表現です。過去を繰り返す、輪廻転生の世界です。下記の四つの世界は、内界に心を向け、新たに生きる、本心の心の表現です。過去の縛りから抜け出て、自由になった世界です。真理を学ぶ心は、声聞界の心です。外界は自心の投影であると、因縁因果の理が本当に判る心は、縁覚界の心です。祈りで自心を整え、外界を支配する心は、菩薩界の心です。外界に囚われない、感謝三昧・祈り三昧の心は、仏界の心です。




 人は自己の内奥に、本心の自分を発見しない限りは、業想念の心の奴隷のままで終わるのです。業想念の心の表現は、七難八苦の世界です。本心の心の表現は、常楽我浄の世界です。本当の幸せ・喜び・安らぎは、本心の心の中に在るのです。本心の心をしっかりと自覚した時に、本心の心の投影として、無限の無限の幸せ・喜び・安らぎは、現実化して来るのです。マイナスの言葉を使うと、業想念の心に波長が合って、それを掴むことになるのです。業想念の心を掴むから、その奴隷に陥るのです。そして業想念の心である、自我の考え・思い・願いを、本当の自分の心と錯覚して、本当の自分の心・本心の心を、自分から遠ざけてしまうのです。




 プラスの言葉・祈り言葉を駆使すれば、神さまの御心に波長が合って、本心の自分に戻れるのです。業想念の心の自分から、本心の心の自分に戻る為には、自分の使っている言葉を、マイナスからプラスへと、置き換えてゆくだけで良いのです。嘘と思っても、何でも良いから、プラスの言葉・祈り言葉を使ってみることです。そうすれば本心の心の自覚が出て来て、よく判るのです。すべては言葉通りに成るのです。プラスの言葉を使えば、プラスのことが良く判るのです。祈り言葉を使えば、神さまの御心が良く判って、本心の自分に戻れるのです。祈れば、必ず本心の自分に戻れるのです。祈らなければ、いつまでも業想念の心の奴隷のままです。祈るということは、神さまの御心である、全徳の無限の無限の輝きを、言葉にして唱えることです。




 『無限の無限の幸せが一杯! 無限の無限の喜びが一杯! 無限の無限の安らぎが一杯! 無限の無限の平和が一杯! 無限の無限の調和が一杯! 無限の無限の恵みが一杯! 無限の無限の健康が一杯! ……』