ありがとうございます 神書 7-12

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神さまの大調和の流れ


 流れには順流と逆流があるのです。神さまの大調和の流れが順流であり、それに逆らうのが逆流です。神さまの光の流れ・いのちの流れ・大調和の流れは、与え尽くし合うことによって生じる流れです。全体は部分の為に、部分は全体の為に、お互いが与え尽くし合うことによって、生かし合い・助け合いの大調和の流れが生じるのです。一瞬一瞬新たなる、神さまの最高表現(極楽世界)は、必要なものを的確に与え尽くし合う、与え尽くし合いの極致の姿なのです。部分が全体に対して、与えれば必ず、その虚を埋めるように、必要な物が豊かに、全体から流れ入るようになっているのです。神さまの絶対の愛が、この与え尽くし合いの、大調和の流れの根源です。だから永遠に尽きること無く、大調和の無限の無限の流れは、宇宙全体を循環するのです。神さまが常にバックアップしているからです。




 本心の心は与える心です。業想念の心は求める心です。与える心を生きれば、本心の心を生きていることになるのです。だから常に無限の無限の幸せで一杯になるのです。求める心を生きれば、業想念の心を生きているのです。だから常に七難八苦に付きまとわれるのです。人生万般において、与える心を生きる者は、必ず幸せに成り、求める心を生きる者は、必ず不幸に成るのです。これは宇宙の法則・鉄則なのです。与える心を生き続ければ、必ず極楽に成るのです。求める心を生き続ければ、必ず地獄に成るのです。どんな求める心も、不幸の根本原因になるのです。他に対して、全体に対して、神さまに対して、どんな素晴らしい善いものを与えても、求める心が少しでも有れば、不幸に成るのです。どんな求める心も、業想念の心・七難八苦の心・不幸な心なのです。求める心を掴めば、求める心に陥れば、必ず誰でも何時でも不幸に成るのです。




 求める心の最たるものは、何でも自分の思い通りに・願い通りにしたいという心です。すべての借金は、求める心の産物です。どんな借金も不幸の種蒔きになるのです。お金を貸すのも、返して欲しいという、求める心を生きていることになるのです。だから貸しても良くないのです。余裕があれば、無償で与えれば善いのです。どんな場合でも、報いを求めないで、与え尽くすのが善いのです。順流に逆らえば、必ず不幸に成るのです。一時的に逆らうことができても、必ず疲れ果ててしまうのです。無駄な悪足掻きでしか無いのです。小さく個人的に見ても、大きく国家的に見ても、どんな借金をする生き方も、必ず逆流を起こして、地獄を生み出すのです。余裕が有れば、他の為に・子孫の為に、無償で与え尽くして、順流を起こし、順流に従えば、極楽を生み出せるのです。要は与える順流を速くするほど、神さまの最高表現(極楽)に近づけるのです。