ありがとうございます 神書 7-1

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絶対神へ心を向け続ける


 絶対神へ心を向け続けるということが、本心を無限に無限に輝かせてゆく為の絶対条件なのです。絶対神をひたすらに恋い慕うことが、絶対神と一体化する為の唯一の道です。神我一体となる為には、悟りを開く為には、本心を輝かせる為には、絶対神との交流を密にしてゆくことが必要なのです。絶対神を否定したり、無視したり、忘れていては、絶対神との交流は不可能なのです。




 絶対神の座へ行き着く為には、自分だけの力で一歩一歩登っていては、無限の年月をかけても不可能なのです。だから天と地を繋ぐ『光のエレベーター』に乗るということが、必須条件なのです。『光のエレベーター』に乗る為には、身軽になる必要が有るのです。過去のすべてを放し、現実への未練を断ち切って、絶対神だけを一途に愛し続ける心になれば、『光のエレベーター』に乗ることができるのです。そうすれば短期間に天まで引き上げていただけるのです。




 『光のエレベーター』に乗り込む時には、一〇〇パーセントの全託が必要なのです。一パーセントでも現実を掴んでいたら、出発できないのです。全身をエレベーターの中に入れなければ、出発できないのです。もし手足を出したまま出発すれば、手足は切断されてしまうようなものです。絶対神は常に真剣さを求めて来るのです。本気かどうかを確かめて来るのです。人の自由意志を尊重する絶対神の立場から見れば、当然のことなのです。絶対神の新たなる最高表現を、本当に受けたいのであれば、過去のすべてを放す決意と勇気が必要なのです。絶対神から新たなる無限の無限のプラスを受けたいのであれば、過去の古いプラスもマイナスも、すべて捨て切る必要があるのです。




 過去を掴み、現実に執着していては、過去世の無限の業想念(マイナス)をも、背負い続けなければならないのです。過去世の無限の業想念(マイナス)を消し去っていただく為にも、過去を放し、現実への未練を断ち切って、絶対神へ心を向け続けることが必要なのです。心を尽くし、思いを尽くし、精心(こころ)を尽くし、力を尽くして、自分の心の内奥に在します、絶対神を愛することが大事なのです。先ず絶対神を愛することによって、他のすべてを絶対神の現れとして、真実に愛することができるようになるのです。




 無限の業想念(マイナス)を背負ったままでは、善いことをしているように思っても、大きなマイナスを相手に与えているだけです。謙虚な本心の心の立場に立てば、良く判る筈です。「大きなマイナスを与えて御免なさい」というお詫びの心で、他の人の為に尽くさなければならないのです。それ以上に『神さまのお役に立てますように、どうか私のマイナスを消し去ってください』と、神さまへの絶対奉仕に生きることが大切なのです。