ありがとうございます 神書 6-51

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因縁因果の法則(因果律)は、厳然と存在


 因縁因果の法則(因果律)は、厳然と存在しているのです。光の因縁と闇の因縁が有るのです。本心の心の自分は、光の因縁に支配されるのです。光源と光線の関係、神さまと神の子の関係、本当のプラスだけの因縁です。業想念の心の自分は、闇の因縁に支配されるのです。マイナスの種を蒔けば、マイナスの実を結び、プラスの種を蒔けば、プラスの実を結ぶのです。種も蒔かなければ、生えないのです。




 光の因縁の世界では、不落因果なのです。神さまの世界に住む本心の心の自分は、決してマイナスに落ちることは無いのです。神さまから常に無限の無限のプラスを受けるだけです。それも一瞬一瞬新たに新たに、無限の無限のプラスを受け直すだけです。闇の因縁の世界では、不昧因果なのです。マイナスの種を蒔けば、結ぶのは必ずマイナスの実なのです。プラスの種を蒔けば、結ぶのは必ずプラスの実なのです。マイナスの種を蒔かなければ、決してマイナスの実は結ばないのです。プラスの種を蒔かなければ、決してプラスの実は結ばないのです。厳然としていて、決して例外は無いのです。




 現実の世界だけに生きる人にとっては、不昧因果の法則は恐ろしいものです。結果を見れば、原因は一目瞭然だからです。自分が過去世(過去)にして来たことが、現世の運命となって現れているのです。殺せば、殺されるのです。盗めば、盗まれるのです。目には目を、歯には歯をなのです。決して隠し立てはできないのです。因果は巡るのです。




 現実の世界で幸せを大きくする為には、他を幸せにするプラスの種を、沢山蒔き続ける必要が有るのです。種は土中に埋めて、実を結ぶまで待って、初めて収穫できるのです。蒔いた種が、直ぐに自分の所に戻って来たら、種蒔きでは無いのです。一切の報いを求めないで、隠れた所で積む善行が、本当の種蒔きになって、未来に多くの実を結ぶのです。直ぐにお返しを求めて、与え返されたら、種蒔きにはならないのです。本当の種蒔きをしていたら、必ず一粒万倍になって返って来るのです。プラスの種蒔きをした時は、直ぐに忘れてしまうのが良いのです。まだかまだかと、種をほじくり出したら、実を結ばないからです。マイナスの種を蒔いた時は、直ぐに種を取り出すのが良いのです。実らせては、大変なことになるからです。




 神さまの世界を、祈りによって、この世に現すのが、不動因果なのです。不落因果の光の世界を、不昧因果の闇の世界に、祈りによって種蒔きすれば、現実の世界もプラスで一杯に成るのです。常に心は安心立命していて、不動心を保つことができるのです。感謝の真祈りこそは、隠れた所で(心の奥深くで)、大きな徳(無限の無限の徳)を積んでいるのです。本当の奇蹟的な運命改善は、感謝の真祈りによって可能になるのです。