ありがとうございます 神書 6-38   無限の知恵が無限に無限に一杯!

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この世はあの世の縮図


 この世とあの世との大きな違いは、この世はあの世の縮図になっている点です。あの世の無限のチャンネルが、この世という一つのチャンネルに、縮図的に現れているのです。あの世の一つ一つのチャンネルも、それぞれが無限のチャンネルに細分化されているのですが、この世のような縮図的な細分化では無いのです。この世では、無限の異なるレベルの姿を、見ることができるのです。そしてそれらを参考にして、自分の目指すレベルを選ぶことができるのです。あの世では、自分とそっくりな生き方の姿だけを、自分の周りに見ることになるのです。まるで自分の姿を鏡に写して、眺めるような世界になるのです。それ故に自分を急速に向上させる為には、この世はベストの世界なのです。




 この世に留まれる期間は、寿命で定められた有限の時間です。あの世は同じチャンネルに、無限に留まることも可能なのです。自分を意識的に変えない限り、同じチャンネルにいつまでも留まることになって、惰性に流された生き方では、進歩向上できないのです。この世では、色々な生きざまを見せてもらえるのです。




 

 ①他に迷惑をかける生き方(テイク・アンド・テイク)




 ②自立した生き方(ギブ・アンド・テイク)




 ③他を援助する生き方(ギブ・アンド・ギブ)




 

 ①の人があの世に行けば、同じような人ばかりでは、必然的に地獄になるのです。


 ③の人があの世に行けば、同じような人が集まれば、必然的に極楽になるのです。
  

 ②の人があの世に行けば、地獄と極楽の中間になるのです。




 この世で身に付けた生き方が、あの世でのチャンネルを決定するのです。あの世で極楽番組を楽しみたい人は、自分の能力を発揮して、報い求めず与え尽くすという、③の生き方を身に付けなければならないのです。本当の極楽世界は、働き者の住む世界であって、怠け者の住む世界では無いのです。他から助けてもらって、喜んでいるような極楽は、にせものなのです。他の幸せの為に働くことによって、内から喜びが湧き上がってこそ、本当の極楽なのです。




 感謝に生きることによって、一切の報いを求めない心に成れるのです。恩返しの心・報恩の心に成れるのです。与え尽くす心・捧げ尽くす心・奉仕の心に成れるのです。感謝を忘れたら、必ず思いが顔を出して来るのです。思いを消し去らない限りは、どんなに与え尽くしても、報いを求める心が出て来るのです。求める心では、極楽番組に波長が合わないのです。神さまへの感謝と報恩の生き方は、神さまの助けによって、大きくマイナスを消し去ってもらい、大きくプラスを与えてもらう生き方なのです。だからこそ速やかに、最高の極楽番組に波長が合うように成るのです。感謝と報恩に生きる者のみが、本当の無限の無限の幸せを体感体得できるのです。