ありがとうございます 神書 6-37   無限の知恵が無限に無限に一杯!

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真実の自分は神さまと一体


 真実の自分というのは、神さまと一体なのです。一瞬一瞬新たに、神さまの全てを受け直して、無限に無限に輝いた『神そのもの』なのです。その無限に無限に輝いた自分は、自由自在な自分です。神さまの与えて下さっている、無限の無限のチャンネルの番組に、自由に波長を合わせて、それを楽しんでいるのです。ただその一つの番組に熱中して、その中にはまりこんでしまったら、一時的に自由を失ったかのように見えるのです。そしてその番組に囚われて、順次に番組を下げてゆくかのように見えるのです。しかしそれらはすべての予定の行動なのです。楽しみたい番組を、自由にスクロールしているのです。永遠不滅の真実の自分にとっては、何万年・何億年と言えども、一瞬の移り変わりに過ぎないからです。




 空間を無限に拡大すれば、時間は一瞬の短いものに感じられるのです。空間を一点に縮小すれば、時間は無限に長いものに感じられるのです。自分の見ようとするものの、全体を視野に入れれば、一瞬で済むのです。部分を順番に見てゆきたい時は、長い時間がかかるのです。無限の無限のチャンネルの番組の中で、高い番組になればなるほど、空間が広がり、時間が短くなるのです。低い番組になればなるほど、空間が狭まり、時間が長くなるのです。楽しい時は、プラスのものが一杯で、空間が広がっているのです。だから時間の経つのも忘れるのです。苦しい時は、プラスのものが少ないのです。即ち空間が狭まって、時間が長く感じられるのです。




 『ありがとうございます』と心に唱え続けると、神さまの全体像を把握できるのです。だから空間が無限に無限に広がり、時間が無限に無限に短くなるのです。それで一瞬一瞬極楽状態に成るのです。神さまへの感謝を忘れると、思いが出て来るのです。思いは一つのものに囚われ・執着して、空間を狭めてゆくのです。思い続けると、空間はどんどん狭まり、プラスのものが少なくなって来るのです。その極に至れば、無限の苦痛が永遠に続くように感じられるのです。即ち地獄の状態に陥るのです。




 思いに生きる世界は、マイナスの番組の世界です。感謝に生きる世界は、プラスの番組の世界です。思いに生きている時は、マイナスの番組へスクロールしているのです。感謝に生きるようになった時は、プラスの番組へスクロールしているのです。そしてやがては神さまの最高番組・最高表現に波長が合って、今の一瞬一瞬を、最高の極楽世界に遊楽するようになるのです。「思いに生きる」生き方から、『感謝に生きる』生き方に変わって来れば、後は自然にすべてはプラスへプラスへと好転して来るのです。感謝一筋に生きようとする、一大決意のできた時から、プラスへのスクロールが始まるのです。