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『与える心』を生きるとは身を粉にして『働く』こと


 『与える心』と『求める心』は相対の両極です。『与える心』を生きる者は、本心が輝き、『求める心』を生きる者は、業想念の奴隷に陥るのです。『与える心』を生きている者は、本心が輝いているのであり、本心の輝いている者は、『与える心』を生きているものなのです。『求める心』を生きている者は、業想念の奴隷に陥っているのであり、業想念の奴隷に陥っている者は、『求める心』を生きているものなのです。それ故に『与える心』を生きる者は、益々本心が輝き、『求める心』を生きる者は、益々業想念の奴隷に陥ってゆくのです。




 『与える心』を生きるとは、身を粉にして『働く』ことです。『求める心』を生きるとは、楽をして『怠ける』ことです。身を粉にして『働く』(側を楽にする)(他に幸せを与える)ことによって、貸し(貯金)が増えるのです。楽をして『怠ける』ことは、貸し(貯金)が減り、借り(借金)が増えるだけです。働かなければ、みんなのお世話になった分だけ、借りが増えているのです。自分が与えた以上に与えられた分は、借りになるのです。どんな借り(借金)も、心に業想念となって蓄積されるのです。




 働いて貰ったお金は、貰いすぎた分だけ、業想念がくっついて来るのです。不労所得(泡銭)には、業想念が沢山くっついて来るのです。だから泡銭は、身を滅ぼして消えてゆくのです。働いて貰ったお金によって、自分の働いて与えた分だけが、厳然と与え返されるのです。自分の働きを直ぐにお金と交換したら、貸し(貯金)は無いのです。そのお金を無駄に使ったら、貸し(貯金)は⓪に終わるのです。そのお金を他の幸せの為に使えば、それは貸し(貯金)になるのです。




 常に借り越しの人は、心に業想念の重荷を背負い続けなければならないのです。反対に常に貸し越しの人は、心に本心が輝き、明るく軽やかになってくるのです。貸し(貯金)を大きく増やす為には、他を幸せにする働きを、報いを求めないで・無報酬で、質を高め・量を増やしてゆくことが大事なのです。他を幸せにする働きも、質が高い程、高い利子が付いて、貯金が速く増えるのです。同様に借り(借金)も、業想念が沢山くっついたものほど、高い利息が付いて、借金が雪だるま式に増えるのです。




 心の借金(業想念)は、放置すれば、忽ちにして無限に膨らんでしまうのです。過去に積み重ねた無限の無限の「心の借金」は、神さまの助けを受けなければ、返済は不可能なのです。身も心も命も、自分のすべてを捧げ尽くして、神さまへの絶対奉仕に生きることによって、無限の無限の「心の借金」も免除して貰え、無限の無限の「心の貯金」も与えて貰うことができるのです。