ありがとうございます 神書 6-18   無限の無限の知恵が無限に一杯!

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与える心と求める心


 与える心と与える心の交流は、プラスの交流となって、お互いのプラス面を増幅し合うのです。求める心と求める心の交流は、マイナスの交流となって、お互いのマイナス面を増幅し合うのです。与える心と求める心の間には、心の交流は起こらないのです。神さまと人との交流においても、人と人との交流においても、与える心をしっかりと生きるということが、幸せを増大する秘訣なのです。




 人が無限の無限の幸せで一杯に成る為には、神さまとの心の交流が、絶対に必要不可欠なのです。神さまと人との間に、心の循環・交流が行われ、融合・一体化すれば、神さまの無限の無限の幸せな心が、人の幸せな心と成るのです。その為には、神さまを永遠の恋人と定めて、愛し続けることが一番なのです。心を尽くし・思いを尽くし・精神を尽くし・力を尽くして、神さまを愛し続けることが、神我一体への最短コースなのです。




 先ず神さまを愛し続けることによって、神さまの愛の助けを受けて、その愛は本物の愛に成るのです。神さまとの心の交流によってのみ、人の愛は神さまの本物の愛にまで、高め上げられるのです。どんなに人を愛する努力を積み重ねても、本物の愛には到達できないのです。未熟な者同士が、どんなに助け合っても、本物の愛を完成させることは、永遠に不可能なのです。先ず神さまを愛することから始めるのが、一番大事なのです。そうすれば自然に無理なく、神さま以外のものを、愛することができるように成るのです。




 本物の愛は、一切の報いを求めないで、必要なものを的確に与え尽くすのです。本物の愛は、光一元に仰ぎ見て、プラスにプラスに観るのです。本物の愛は、過去の一切を消し切って、絶対より新生する、新たなる姿を見るのです。本物の愛は、自分の思惑を捨てきって、相手の自由を尊重するのです。本物の愛は、相手の本心を、全徳の無限の無限の輝きを、拝み出すのです。




 本物の愛とは、真(まこと)の感謝なのです。愛するとは、感謝することなのです。神さまから与えられるものを、感謝の心で受けることによって、愛することができるのです。神さまから与えられるものの中に、愛する働き・姿が存在しているのです。同時に愛される働き・姿も、そこに存在しているのです。




 神さまに感謝することが、愛し・愛される働き・姿なのです。本物の愛し合う姿とは、感謝し合う姿なのです。種々様々なすべての愛の姿は、親子愛も・夫婦愛も・恋愛も・友愛も・師弟愛も・博愛も・人類愛も・生類愛も、すべて感謝し合う時に、本物の愛に成るのです。感謝一筋に生きるということは、愛を完成させること、本物の愛を生きることなのです。そうすれば全大宇宙のすべてのすべては、自分の味方となり、一切の敵は存在しなくなるのです。