ありがとうございます 神書 5-8   無限の調和が無限に無限に一杯!

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神さまの導きに素直になること


 神さまの導きに素直になることが、本当の幸せを掴む一番の近道なのです。神さまの導きは完全無欠です。すべてを達観し、それぞれの段階に応じて、的確に導いて下さるのです。決して間違うことのない完璧なものです。この神さまの導きに素直に従うことができれば、日に日に幸せは大きくなるばかりなのです。一番自然な楽な生き方となるのです。ところが業想念(五欲)の心を掴んで、その奴隷となっている者にとっては、神さまの導きに素直になるということは、難事中の難事となるのです。




 業想念の心を自分の心であると思い違えていては、神さまの導きに素直になることは不可能です。何故なら業想念の心は、五欲(財産欲・名誉欲・色欲・食欲・睡眠欲)を満足させる為に、神さまを利用しようとはするけれども、最初から神さまに従うつもりは全く無いのです。何でも自分の思い通りになることだけを望んでいるのであって、すべてが神さまの御心のままになることを願っているのでは無いからです。業想念の心と神さまの御心とは、全く正反対なのです。神さまの導きに素直に従えば、逆に目先の願いが実現しないことが多いのです。その為に本当の愛の神さまを悪しざまに言って、そこから離れ、逆に五欲を満足させてくれる偽物に誘惑されて、ますます業想念を厚くしてゆくのです。偽物は業想念の傀儡であるので、必ず地獄に落ちるように手助けしてくれるのです。




 神さまの導きに素直になれるのは、本心の自分です。神さまと一体の自分、無限に素晴らしい本心の自分です。だから本心の自分をしっかりと思い返して、本心の心の立場に立った時に、神さまの導きに素直になれるのです。本心の自分は神さまと一体です。だから神さまの導きに素直な生き方を、最高の喜びとすることができるのです。一日二十四時間の中、どれだけ本心の心の立場に立つことができるか? 本心の心の立場に立つ時間が多くなればなるほど、自然に神さまからの英知に的確に導かれ、いつの間にか幸せはどんどん大きくなっているのに気付くのです。




 本心の立場に立つ為には、先ず自分自身を最高に褒め讃えることです。自分を卑下する言葉を使うということは、最大の罪悪です。本心の自分は神さまと一体です。神さまの全徳を与えられているのです。




 『みんな無限の無限の幸せで一杯! 無限の無限の喜びで一杯! 無限の無限の安らぎで一杯! 無限の無限の健康で一杯! 無限の無限の恵みで一杯! 無限の無限の素晴らしさで一杯! 無限の無限の美しさで一杯! 無限の無限の清らかさで一杯! 無限の無限の輝きで一杯! ……』と真理の言葉を駆使して、一瞬一瞬新たに、神さまから降り注がれてくる無限の無限の光のプレゼントを、しっかりと心に受け入れてゆくことが、一番素直な生き方であり、本心の立場に立つことなのです。