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魂(想念感情の集積)の清め


 魂(想念感情の集積)を清めてこそ、より幸せな運命を味わうことができるのです。魂の清まりの程度に応じて、その魂の感じ取れる世界・住む世界が決定されるのです。だから何よりも大切なことは、先ず自分自身の魂を、一日も早く清らかにすることです。この世においても、知らず知らずの内に、自分の魂から放射しているものと同じ波のものを、周りの環境に引き寄せては、自分の運命として、種々様々な体験を味わっているのです。それによって自分の魂に、どのような想念感情の集積があるのかを、的確に判断できるのです。




 過去において、見たり・聞いたりしたものはすべて、そのまま魂に蓄積されているものです。それがマイナスのものであれば、いつか自分自身にマイナスの不幸な運命となって現れてくるのです。それがプラスのものであれば、いつかプラスの幸せな運命となって現れてくるのです。また自分の発した想念感情は、必ず仲間を連れて、自分自身の魂の中へ帰って来るのです。




 自分の出した想念感情が、どれだけ周囲に影響を与えたか、その程度に応じて何倍にもなって帰って来るものです。周りへの影響力の大きい立場にある人は、少しのマイナスの想念感情を出しても、そのマイナスの跳ね返りは、甚大なものになるものです。その反面、プラスの想念感情を出せば、周りから大きく慕われ尊敬されるようになるものです。




 魂(想念感情の集積)を清めるには、どうすればよいのでしょうか?甘い特効薬のようなものが有るでしょうか? 否です! マイナスの想念感情を沢山蓄積すれば、どんな人でもあの世において、地獄の苦痛を味わうことになるのです。この世においても、七難八苦が一生付きまとうのです。逃げれば逃げるほど、苦痛は大きくなって襲いかかってくるのです。




 魂を汚した責任は、自分自身にあるのです。だから逃げてはいけないのです。自分の責任として、どんな苦痛も受ける覚悟ができたら、その苦痛は必ず軽減されるのです。




 特にこの世では、どんなマイナスも、神さまの愛によって、大難を小難か無難に変えていただけるのです。だからどんなことがあっても、苦しみを軽く小さくして、魂を大きく清めて下さっているのだと、感謝を深めて、大きく喜ばなければならないのです。喜べば喜ぶ程、魂は大きく清められてゆくのです。




 魂が清められるにつれて、神さまへの感謝も、自然に湧き上がってくるようになるものです。そして一瞬一瞬を真剣に大切に、プラスの言葉を駆使して、マイナスの想念感情を否定し、プラスの想念感情に置き換えてゆかなければならないのです。決してマイナスの想念感情を掴んではならないのです。




 その為にこそ『祈り言葉』が与えられているのです。一心不乱に祈り言葉を唱えれば、マイナスの想念感情を掴まなくて済むようになるのです。