ありがとうございます 神書 5-4  無限の調和が無限に無限に一杯!

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八正道


 八正道とは、『心を正す』ための反省法です。心を正すとは、宇宙の大神さまの御心と自分の心とを、一つにすることです。大神さまの御心は、無限に明るく、叡智と聖愛に輝いた、澄み清まった美しい心です。このような心になる為には、一瞬一瞬、大神さまの御心を、無限の無限の深い感謝の心で、受け入れ続けることが必要です。マイナス無限大の極致から、無限の無限の大光明遍照のすがたを、光一元に礼拝し、仰ぎ見ることが必要なのです。その為の最初の第一歩としては、過去や部分に執着することによって生じた、業想念の心を自分の心として掴まないようにすることです。本心(神さまより来たれる真実の心)と業想念の心の区別をしっかりと付けて、本心のみを選び、本心だけをしっかりと掴むことによって、業想念の心を自分の中から放ち去るのです。それを具体的に八つの項目にわたって点検してゆくのです。




 

 (一)正見(しょうけん)とは、宇宙の大神さまが、ご覧になるように見ることです。即ち全大宇宙のすべてのすべてを、光一元に、愛一元に、善一元に、美一元に、……、プラス一元に見てゆくことです。




 (二)正語(しょうご)とは、大神さまの御心を実現する為の、真理の言葉のみを駆使してゆくことです。真・善・美・聖の言葉、みんなを幸せにする言葉、愛の言葉、賛嘆の言葉、喜びの言葉、積極的な言葉、前進的な言葉、肯定的な言葉、プラスの言葉等々を、駆使し続けることです。




 (三)正思(しょうし)とは、心に去来する様々な思いの中から、光の心・本心のみをしっかりと掴んで、明るい・愛他的な・幸せな・清らかな・美しい心を保つことです。




 (四)正業(しょうぎょう)とは、みんなの幸せと全体の調和の為に働くことです。




 (五)正命(しょうみょう)とは、天命を完うすること、即ち時間を最大限に生かし、全力を尽くし、完全燃焼した生き方をすることです。




 (六)正進(しょうじん)とは、悟りを開く(本心を最高に輝かす)という、真実の目的に向かって、一歩一歩たゆみなく前進することです。




 (七)正念(しょうねん)とは、過去・現在・未来を超越した、『今』の心になることです。即ち本心の心の自覚を深めて、一瞬一瞬新たに新たに、神さまの全徳の無限の無限の輝きを感受できる心になることです。




 (八)正定(しょうじょう)とは、本心を深く掘り下げ、自己を大きく拡大することによって、『宇宙即我』『神即我』の自覚を深めてゆくことです。