ありがとうございます 神書 5-35   無限の調和が無限に無限に一杯!


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常にプラスだけを思う練習を積み重ねる


 現実に見えるマイナスは、自分の心の投影です。現実のマイナスを変える為には、先ず自分の心をプラスに変えなければならないのです。


 現実のマイナスに囚われない為には、自分の心をプラスに変えて、プラスだけに波長の合う自分になることです。


 あの世においては、マイナスの心を起こすと、直ちにマイナスの世界を感受することになるのです。心の通りに、即座に実現するのです。


 この世においても、原則は同じです。ただこの世の場合は、今直ぐに実現するのではなくて、ある時間の経過の後に、実現してくるのです。その時間の余裕のある間に、一旦マイナスを思っても、後でプラスに思い返せば、そのマイナスは打ち消されて、プラスが実現してくるのです。


 またこの世は、大きなマイナスを一時棚上げ状態にしてもらって、プラスに生きる練習ができるのです。普通はマイナスばかりの中では、プラスに思うことは困難です。心に大きなマイナスを持っていたら、ますますマイナスの深みに落ちてゆくものです。それでは永遠に救われないのです。




 そこでこの世という特別の修行の場が用意されているのです。マイナスを極力少なくして、プラスに思う練習を積み重ねるのです。それによって少しでも心をプラスに変えてゆこうとするのです。


 プラスの心になって、あの世へゆけば、ひとりでに幸せは増大するからです。


 現実のマイナスは数えないで、プラスだけを数える生き方が、心をプラスに変化させる生き方です。更には積極的にプラスのことを想像・空想して、心のマイナスをプラスを想像・空想することによって打ち消してゆくのです。心に夢を・希望を・理想をしっかりと描くことによって、心のマイナスを大きく消し去ることができるのです。




 真(まこと)の祈り・真(まこと)の感謝は、現実を完全に無視して、心に神さまだけを・神さまの全徳の無限の無限の輝きだけを受け入れてゆくのです。神さまの無限の無限のプラスを心に受け入れることによって、速やかに心のマイナスをプラスに置き換えてゆくのです。それによって奇蹟的な心の変化・現実の変化が可能となるのです。


 マイナスの中にあっても、プラスだけを思える心を錬磨することが何よりも大切なのです。地獄に置かれても、極楽をしっかりと思える自分が、病苦の中にあっても、無限健康を思える自分が、戦乱の真っ只中にあっても、完全平和を思える自分が、本物の自分・本心の自分です。




 真(まこと)の祈り・真(まこと)の感謝がどれだけ深まったかを評価するには、自分をマイナスの中に置いてみて、どの程度プラスだけを思えるようになったかで判断すればよいのです。


 マイナスの中にあっても、プラスだけを思える自分になる為には、常に常に、プラスだけを思う練習を積み重ねる必要があるのです。


 一意専心・一心不乱に・精神集中して、最高のプラスである祈り言葉を唱え続ける練習が大事なのです。