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与える心の発起が神さまの助けを受ける秘訣


 与える心を起こすことが、神さまの助けを受ける秘訣なのです。


 一切の報いを求めないで、与えて与えて与え尽くしてゆくことが、真実に、『与える心』を起こしたことになるのです。少しでも報いを求めたら、『求める心』を起こしたことになるのです。



 『ギブ・アンド・テイク』の心も、与えることによって何かを期待する心も、純粋な『与える心』からは程遠いのです。




 人は常に自分の心の波長に合う世界と交流することになるのです。純粋な与える心を起こせば、神さまの世界と交流できるのです。そして神さまの助けを大きく受けて、極楽世界を現すことになるのです。


 求める心を少しでも起こせば、業想念の世界と波長が合って、地獄世界を現すことになるのです。


 自分を求めている所へ与えてゆくのも、自分を必要としている所へ与えてゆくのも、『自分を必要として欲しい』という求める心が隠されているのです。どんな求める心も、神さまの御心とは、波長が合わないのです。




 神さまの御心に波長を合わせる為には、純粋な『与える心』を起こす必要があるのです。特に神さまに対しては、自分を必要としてほしい・自分を認めてほしいというような、求める心を微塵も起こしてはならないのです。




 神さまを愛するということは、無条件で・無償で自分を与え尽くしてゆくことです。


 神さまを愛するのは、神さまとの交流を密にして、神我一体感を深めてゆく為なのです。


 神さまを愛することによって、神さまの愛を大きく受けることができるのです。


 神さまを愛することによって、神さまの助けを大きく受けることができるのです。


 神さまを愛することによって、大きく清めていただけるのです。


 神さまを愛することによって、本心が大きく輝き出て来るのです。神さまを愛することによって、神さまと一体化してゆくのです。




 先ず神さまを愛することから始めなければ、他の何ものをも真実に愛することはできないのです。


 自我の求める心は常に、自分を必要としてほしい、自分だけを愛してほしい、と願うものです。だから自分に執着してくれる人に、自分を好きだと言ってくれる人に引きつけられてゆくのです。


 自我の心と自我の心が交流し合えば、自我の心が増幅してゆくだけなのです。


 真剣に神さまとの交流をしてゆかなければ、業想念の心から抜け出せなくなってしまうのです。




 愛する心と執着する心とは、正反対の心です。


 愛する心は本心の心です。


 執着する心は業想念の心です。


 愛する心は、与えるだけの心です。


 執着する心は、求める心・思い通りにしたい心です。


 愛する心は、相手を自由に解放する心です。


 執着する心は、相手を縛る心です。




 人は先ず神さまを愛することによって、神さまの愛を大きく受けて、他を真実に愛することができるようになるのです。