ありがとうございます 神書 4-43   無限の無限の感謝が無限に無限に一杯!

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悟りへの道を歩むということ


 悟りへの道を歩むということは、業想念の心を捨てて・捨てて・捨て切って、本心の心を大きく大きく輝かせてゆくことです。悟りへの段階には、無限の無限の段階があるのです。今の自分はどの段階にあるのかを判断するには、今の自分の心の状態を観れば判るのです。業想念の心が少しでも残っていたら、マイナスの段階です。本心の心だけが輝いていたら、プラスの段階です。マイナスの中にも無限の段階があり、プラスの中にも無限の段階があるのです。自我が強いと、マイナスの中でも下位にあるのです。自我が少なくなって、謙虚になれば、マイナスの中でも上位にあるのです。




 感謝一筋の心になれば、プラスの段階です。感謝が大きく深くなればなるほど、プラスの中でも上位にあるのです。業想念の心は、過去を掴む心です。本心の心は、新たに受け直す心です。感謝を忘れたら、業想念の心に陥るのです。感謝し続けたら、本心の心が輝くのです。




 神さまに師事する段階にも、無限の無限の段階があるのです。何でも自分の思い通りに・願い通りにしたいという、自我の心が少しでも残っていたら、神さまの働きの邪魔をして、迷惑をかけているだけです。自我の心を滅却して、謙虚に・素直になれば、少しは神さまのお役に立たせていただけるのです。自我の心でする奉仕は、自分はこれだけのことをしたのだと主張して、報いを求めるのです。神さまの働きの邪魔をして、大きな迷惑をかけていることにも気付かないのです。




 本心の心でする奉仕は、どんな大きなお手伝いをさせていただいても、万分の一・億分の一の恩返しにもなっていないと気付くものです。神さまの為にと純粋に願って奉仕すれば、自我の心でする奉仕でも、その何万倍以上の負債を消してもらっているのです。本心の心でする奉仕ならば、その働きが大きくなればなるほどに、神さまからその何万倍ものプラスのお返しをもらっているのです。だから本当は少しも恩返しにはなっていないのです。真実の奉仕は、神さまの全徳の無限の無限の輝きを、受け易くしてもらっているだけなのです。




 業想念の心(負債)を消してもらう為にも、本心の心(貯金)を大きくする為にも、神さまへの奉仕が必要不可欠なのです。神さまの助けを受けなければ、自分の力だけではどんなに頑張っても、遅々として進まないのです。




 神さまのお役に立ちたいと、殊勝な心を起こすから、神さまも助けずにはおれないのです。どんなに業想念の心が厚くても、どんなに過去世の負債が多くても、その無限とも言える大きな業想念(負債)を引き受けて、消し去って下さるのです。




 マイホーム主義的な生き方では、一段階進むにも、長い年月を要するのです。神さまへの絶対奉仕に生きてこそ、無限の無限の段階をも、速やかに通過させて下さるのです。