ありがとうございます 神書 4-37   無限の無限の感謝が無限に無限に一杯!

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お金は幸せそのものでは無い


 他に対してプラスを与えた者は、必ず他からプラスを与えられるのです。他に対してマイナスを与えた者は、必ず他からマイナスを与えられるのです。これは厳然たる因縁因果の法則なのです。だから幸せ・喜び・安らぎ・プラス等を他から得たい人は、他に対して幸せ・喜び・安らぎ・プラス等を与えなければならないのです。他に対して自分の与えたものだけが、他から自分に返って来るのです。こんな簡単な道理に気付かないようでは、本当の幸せを掴むことはできないのです。




 お金さえ有れば、幸せになれると思っていたら、大間違いです。お金は道具なのです。お金は幸せそのものでは無いのです。他に対して幸せを与えて来た人は、お金が有っても無かっても、他から必ず幸せを与えられるのです。お金が有る時には、それを幸せを得る為の道具として、使うこともできるというだけです。もし他に対して少しも幸せを与えて来ていない人が、お金を使って幸せを得ようとしても不可能なのです。何億円のお金を持っていても、幸せを得る為の道具として使うことはできないのです。その何億円のお金はすべて、不幸せを得る為の道具になってしまうのです。お金自体には、何の価値も無いのです。お金にプラスの価値を与えるのも、マイナスの価値を与えるのも、自分が他に対して何を与えて来たかに因るのです。




 土地成り金のような生き方では、決して幸せになれないことは、バブルの崩壊で明白になったのです。安い土地を高く売って、安易に儲けたお金は、他からの借金なのです。借金というものは、必ず利息を付けて返さなければならないのです。同じ生き方(働き)をするのであれば、借金をしない方が、より堅実な生き方になるのです。どんな借金をするのも、自分の生き方が甘いからです。どんな苦境にあっても、自分の内在の力を最大限に発揮して、他に与え尽くす生き方を実行することが、より早く幸せを掴む為の秘訣なのです。他からより大きな幸せを続けてもらう為には、他に対して常に新たな幸せを与え続けてゆかなければならないのです。過去の貯金(徳)の上に胡座をかいていては、使い果たせば無くなるのです。他から安易に借金をすれば、利息で借金が膨らんで、必ず行き詰まることになるのです。




 過去世からのマイナスの想念行為による、無限に大きな本当の借金は、自分だけの力では、その利息すらも返せないのです。謙虚に謙虚になって、過去の間違った生き方を、衷心から反省し・お詫びし・償いをしてゆこうとしなければならないのです。その上で真剣に、守護の神霊の加護を願えば、大きく助けていただけるのです。他をマイナスに観て、責め裁く生き方が、最大の借金を積み重ねているということに早く気付くことです。