ありがとうございます 神書 4-30   無限の無限の感謝が無限に無限に一杯!

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因縁因果の法則


 因縁因果の法則は、常に厳然と働いているのです。他に対して何を与えて来たか、他から何を受けて来たか、その貸借関係は、必ず精算されることになるのです。他に対して、プラスを与えた者は、必ずプラスを与え返されるのです。マイナスを与えた者は、必ずマイナスを与え返されるのです。他にプラスを与えて来た者は、心にプラスが蓄積されるのです。他にマイナスを与えて来た者は、心にマイナスが蓄積されるのです。心に蓄積されたプラスは貯金です。心に蓄積されたマイナスは借金です。貯金の多い者は、利息が付いて、独りでに貯金が殖えてゆくのです。借金が多い者は、高利が付いて、みるみる借金が膨らんでゆくのです。心に蓄積された借金というのは、七難八苦の心となるのです。心が七難八苦の状態になれば、マイナスばかりを撒き散らすことになるのです。だから益々借金が殖えてゆくのです。




 他にプラスを与えるということは、他を幸せにするということです。幸せを与えるということは、自我の欲望を満足させることでは無いのです。幸せな心にすることなのです。換言すれば、感謝されるものを与えることなのです。感謝の心が湧き出て来るような与え方をすることです。業想念の心の付着したものでは、それがどんなに高価であっても、感謝の心を起こさせることはできないのです。不労所得の業想念で一杯のお金で買ったものは、毒饅頭と同じものであって、決して相手を幸せにすることは無いのです。また報いを求める心で与えたものも、業想念で一杯なので、マイナスを与えたことになるのです。




 本心の心が必要としているものを与えれば、必ず感謝されるのです。自我の心で欲しがるものを与えても、決して感謝されることは無いのです。本心の心が必要とするものは、神さまが与えようとしているものです。それには神さまの光が籠もっているのです。だから誰を通して与えられても、神さまの光を感じて感謝できるのです。




 心をプラスにする一番の方法は、お祈りを深めて、神さまから直接に、無限の無限のプラスを受けることです。心がプラスに成れば、必ず現実の運命もプラスになるのです。お祈りに自分のすべてを捧げるようになれば、神さまから常に、無限の無限のプラスを受けることができるのです。次には借金を一日も早く返そうとすることです。過去世から積み重ねた無限の借金は、七難八苦を喜んで喜んで受け続けることによって、速やかに消し去っていただけるのです。七難八苦は借金取りの姿です。借金取りを大恩人として、喜んで喜んで迎えれば、その借金を軽くしていただけるものです。




 一切の求める心を捨てて、与えられるままに感謝を深めて受けることが、また報いを求めず与え尽くす心に成ることが、神さまへの感謝報恩行を生きることになるのです。