ありがとうございます 神書 4-25    無限の無限の感謝が無限に無限に一杯!

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朱に交われば赤くなる




 『朱に交われば赤くなる』という諺は、環境の持つ影響力の凄さを示しているのです。


 どんなに強い人でも、少しは環境からの影響を受けるのです。


 弱い人はもろに影響を受けて、環境の奴隷になってしまうものです。『孟母三遷の教え』のように、より良き環境を選ぶことも、時には必要なことなのです。


 本心の輝いている人は、強い人です。


 本心の輝いている人は、一瞬一瞬新たに、神さまからすべてを受け直せるのです。だから環境に影響されないで、環境を自在に改変してゆけるのです。




 反対に本心の隠された人は、弱い人です。執着心が強くなって、環境からの影響を受け易くなるのです。執着の心が積み重なると、業想念の心が厚くなり、自我が強くなるのです。


 自我の強い人には、業想念を消し去る力が無いのです。


 だから益々業想念を積み重ね、業想念の奴隷に陥ってしまうのです。業想念を消し去って、運命を改善することができないので、いつも七難八苦が影のように付きまとうのです。




 人は本心の自覚を深めることによって、運命・環境の支配者に成れるのです。


 人は本心の自覚を失った時に、運命・環境の奴隷に成り下がるのです。


 本心の輝くところに、幸せは自然に集まって来るのです。


 本心の心は磁石のように、幸せだけを引き寄せるのです。


 業想念の心は磁石のように、七難八苦を引き寄せるのです。




 真実の幸せを願う者は、本心の自覚を深め、本心を輝かせる道を歩まなければならないのです。


 その為には本心の輝いている人に接して、その感化を受けるようにするのが最善なのです。


 本心の自分に戻り切るまでは、環境を選ぶことも大切なのです。


 しかし利己的に助けを求めるばかりでは、本心の自分に戻れないのです。


 与える心を起こすことが大事なのです。


 だから神さまへの奉仕を心掛ける必要があるのです。世界の平和の為に、人類の幸せの為に、大きく生きることが、本心の自分の生き方なのです。




 人は同じ目的・目標を持って、同じ方向に進む場合にのみ、共に助け合うことができるのです。


 目的・目標が異なって、反対の方向に進む場合には、足の引っ張り合いになるのです。


 だから共通の目的・目標を見出せなければ、別々に歩む方が良いのです。


 一つの家庭・グループ・団体・組織等においても、一人反対の方向に進む人が居るだけで、大きなマイナスの要因にもなるものです。


 お互いに同じ目的・目標を、心にしっかりと確認し合って、歩調を合わせることによって、大きな成果をあげることができるのです。


 人の自由意志というものは、最高に尊重されなければならないのです。




 人は自分の自由意志を殺して、他の犠牲になる必要は無いのです。また他に犠牲を強いるのも、大きな間違いです。自分の人生は、自分の責任なのです。他に責任を転嫁するのは、筋違いなのです。