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本心の心でする祈りと業想念の心でする祈り


 正しい祈りとは、本心の心でする祈りです。間違った祈りとは、業想念の心でする祈りです。業想念の心(自我の心・五欲の心・煩悩の心)で、何でも自分の思い通りにしたいという、御利益を目的にする祈りは、間違った祈りです。この間違った御利益信仰の祈りでは、どれほど熱心に何万年祈り続けようとも、業想念を積み重ねるだけで、何の役にも立たないのです。逆に自我が強くなって、マイナスになるのです。




 正しい祈りは、先ず業想念の心(自我の心・五欲の心・煩悩の心)を消し去る為に、正しい祈り言葉を唱えることから出発するのです。祈り言葉を唱えることによって、守護の神霊の加護を受け、業想念の心を消し去っていただくのです。業想念の心を微塵も残してはならないのです。そして本心の心の自分になって、自分の心を神さまの御心に合わせ切ってゆくのです。


 本心の自分の心を、神さまの御心に合わせてゆくのが、正しい祈りなのです。


 神さまの御心を顕現してゆく為に、自分のすべてを捧げ尽くして、謙虚に・素直に・神さまの御心に帰一・随順・奉仕してゆくのが、正しい祈りの根本なのです。


 業想念の心を消し去る為に、祈り言葉を唱えるのは、正しい祈りに入る為の準備段階です。


 業想念の心を消し去り・死に切った時から、正しい祈りの第一歩が始まるのです。




 正しい祈りは、本心の心でする祈りです。


 正しい祈りは、謙虚な心でする祈りです。


 正しい祈りは、素直な心でする祈りです。


 正しい祈りは、感謝の心でする祈りです。


 正しい祈りは、明るい心でする祈りです。


 正しい祈りは、喜びの心でする祈りです。


 正しい祈りは、愛(一体感)の心でする祈りです。


 正しい祈りは、幸せな心でする祈りです。


 正しい祈りは、安らぎの心でする祈りです。


 正しい祈りは、光の心でする祈りです。




 祈りを正しく理解し、祈りを正しく把握し、祈りを正しく実行することが大切です。


 正しい祈りは、本心の自分を最高に輝かせる為のものです。


 正しい祈りは、神さまと本心の自分との交流です。


 正しい祈りは、神我一体感を無限に無限に深める為のものです。


 正しい祈りは、本心の自分にとっては、すべてのすべてです。


 正しい祈りは、無限の無限の絶対価値有るものです。


 正しい祈りを祈れる自分になれば、神さまの全徳の無限の無限の輝きを感受できるのです。


 だから正しい祈りを祈れる自分になることが、唯一無二の・最高の・最大の目的・目標・課題・願いでなければならないのです。




 祈りの修行のチャンスを逃すのは、無限の無限の価値有るものを捨てることです。祈りの真価値を少しでも信じられる者は、すべてを捨ててでも、祈りの修行に没頭するものです。三界のすべてを捨ててでも、出家するのは、この絶対価値有る祈りを、自分のものとして体感体得する為なのです。