ありがとうございます 神書 4-17

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自分の蒔いたマイナスの種は自分で刈り取る


 自分の蒔いたマイナスの種を、責任をもって刈り取ろうとしてこそ、本心の自分です。無責任に放置していては、マイナスはどんどん大きく殖え続けるのです。過去世からのマイナスの身口意の三業は、無限に大きくなっているのです。各自の蒔いてきたマイナスの種は、地球上の全ての樹木の数以上に、大きく育っているのです。そのすべてを切り倒して、焼き尽くすほどの、一大決意をもって取り組まなければ、マイナスを消し去ることはできないのです。無限の無限のプラスの祈り言葉を駆使して、死に物狂いで・命懸けで・真剣に・一心不乱に祈るのは、短期間に処理しなければ、マイナスを減らすことはできないからです。悠長なことをしていては、マイナスは大きく殖える一方です。




 永遠に業想念(五欲・煩悩)の奴隷となって、七難八苦や地獄の苦しみを味わっていたいのであれば、どんな生き方をしていても、その人の自由です。しかし七難八苦や地獄の苦痛から逃れたいのであれば、真剣に真祈りの道を歩まなければならないのです。『天(守護の神霊)は自ら助くる者を助く』というのは、自分自身が真剣に努力し続けてこそ、その願いが天に通じて、守護の神霊の御心を動かし、大きく助けていただけるようになるということです。自分の力だけでは、マイナスの全てを消し去ることは、不可能なのです。だから守護の神霊の助けを大きく受けるということが、マイナスの全てを消し去る為の絶対条件なのです。それ以外に救われる道は無いのです。




 守護の神霊の助けを受ける為には、


 ①謙虚さ、


 ②素直さ、


 ③真剣さが必要です。


 自分の生き方の間違いを反省し・お詫びし・正して・真剣にその償いをする為に努力し続けることが大事なのです。甘く考えて、楽な生き方を願っていたら、落第です。守護の神霊の愛は、甘やかす愛では無く、峻厳な愛です。業想念の心を叩き潰し、本心の心を錬磨する為に、守護の神霊は付き添っているのです。本心の心を輝かす為の手助けをしてくれるのです。自分自身が本心の心を生きようと努力しなければ、守護の神霊の本当の大きな助けを受けることはできないのです。

 本心の自分を生きるということは、感謝報恩の道を真剣に実行することです。自分の思い通りに・願い通りにしたいという、一切の求める心を消し切って、与えられるままに感謝一筋に受け続けることです。贅沢をしないで、質素に生きることです。神さま以外の何ものにも頼らないことです。どんな借金もしないことです。そして一切の報いを求めることなく、報恩の心で、全力を尽くして、世の為・人の為に、神さまの御心のままに、奉仕することです。そうすれば神さまの加護を大きく受けて、本心の自覚は深まり、本心の自分は大きく輝いて来るのです。