ありがとうございます 神書 4-16

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大きく全体の為に奉仕すること


 マイホーム主義的な小さな生き方をしていては、神さまの大きな助けを受けることはできないのです。だから業想念の重みに押しつぶされて、七難八苦の状態に陥るのです。大きく全体の為に奉仕しなければ、神さまに大きく守ってもらえないのです。癌細胞のような利己的な生き方をしていては、反対に切り捨てられるのです。業想念の心のままでは、いずれは七難八苦に見舞われるのです。地獄のどん底に叩き込まれるのです。その覚悟ができているのなら、いつまででも業想念の心の奴隷になっていたらよいのです。




 神さまは本心の心に戻れと言って、決して無理強いはしないのです。各自の自由な選択に任されているのです。神さまの助けというものは、常に業想念の心を消し去って、本心の心に戻す為の働きです。業想念の心を満足させる為の助けでは無いのです。神さまは常に、業想念の心で自分の思い通りに・願い通りに生きようとするのを、止めようとして下さっているのです。何故なら、自我の心を生きていたら、本心の自分に戻ることができないからです。自我の心を主張すれば、業想念の心ばかりを引き寄せることになるのです。そして本心の自分を見失ってしまうのです。




 業想念の心というマイナスの泥沼に落ち込んだら、自力での脱出は不可能なのです。もがけばもがくほど、深みに沈んでゆくのです。そこから脱出する為には、神さまの大きな助けが必要なのです。謙虚に謙虚に、素直に素直に、神さまの救いの御手(守護の神霊)に縋らなければならないのです。




 守護の神霊にひたすら感謝し続けて、全託することが大事なのです。自分勝手なことをしていては、守護の神霊の働きを邪魔するだけです。守護の神霊の導きに素直に従う心を起こさなければ、その導きを自分から拒絶することになって、受けることはできないのです。守護の神霊の導きというものは、自我の心にとっては都合の悪いことばかりです。「良薬は口に苦し」であって、厳しく苦言を呈してくるものです。神さまの導きに従えば、必ず根本から万事が善くなって来るのです。




 高慢になるな! 他をマイナスに観てはいけないのです。他を責め裁いてはいけないのです。無知な浅知恵で、神さまを・真理の言葉を・正しい信仰を悪く言っては、永遠に救ってもらえないのです。欲を出すな! 金儲けに走れば、大きく業想念を背負うことになるのです。贅沢をすれば、徳を失い、業想念を殖やすことになるのです。欲しいものを手に入れようとしてはいけないのです。必要なものだけで、満足しなければならないのです。決して借金をしてはならないのです。どんな貧乏・逆境・試練にも耐え抜かなければならないのです。




 人に物に金に頼らないで、内なる神さまの力を発揮して、その苦境を打開しなければならないのです。そうすれば本心の自分に戻れるのです。