ありがとうございます 神書 4-1  無限の無限の感謝が無限に無限に一杯!

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真(まこと)の感謝と真(まこと)の報恩


 感謝と報恩の真(まこと)を生きることによって、本心(神我一体)の自覚を深めることができるのです。


 真(まこと)の感謝とは何か? 


 真(まこと)の報恩とは何か? 自分自身でしっかりと、この問題に取り組んで、深く究めてゆくことが大事なのです。


 本心の自覚を深めてゆく為には、真(まこと)の感謝と報恩についての理解を、どこまでも深めてゆくことが必要なのです。




 感謝の行は、正しく実行することによって、大きな成果が得られるのです。報恩の行は、正しく実行することによって、多くの成果が得られるのです。




 自分自身の手で見出した答えが、自分の身に付くのです。他人から教えてもらった答えは、未だ自分のものにはなっていないのです。今一度自分自身の手で、自分なりの答えを出さなければならないのです。




 真(まこと)の感謝とは、宇宙絶対統一神・天照大御神を拝受することです。一瞬一瞬新たなる全徳の無限の無限の輝きを感受することです。その為には、正しい祈り言葉を駆使して、深く深く祈ることが必要なのです。感覚を蕩尽して、五感六感の世界を超越して、最深奥の姿を直覚することが必要なのです。




 『天照大御神 今ここに 在します』という意義を保持する、『ありがとうございます』という『祈り言葉』を、一心不乱に唱えて、感三昧の境地に入るのです。天照大御神は『すべてのすべて』であり、すべては無限に無限に輝いていると観るのです。絶対が相対の両極に分かれ、その相対のすべて(時間と空間、霊と体、光と闇、生と死、善と悪、美と醜、……)が完璧に組み合わさって、織り成す無限の無限の綾模様が、一大調和の姿となって現出しているのです。


 すべての褒め言葉(無限の神秘・無限の荘厳・無限の美しさ・無限の素晴らしさ・無限の清らかさ……)を駆使しても、未だ表現しきれないのが、天照大御神の真(まこと)の姿なのです。


 感謝の真(まこと)を生きるとは、この天照大御神の真(まこと)の姿を観続けることなのです。




 真(まこと)の報恩とは、宇宙絶対統一神・天照大御神に絶対帰一・絶対随順・絶対奉仕することです。すべての恩恵は、天照大御神から来ているのです。


 天照大御神を忘れ、無視するようでは、全くの忘恩の徒です。例えば素敵なプレゼントが宅急便で送られて来た時に、配達人に感謝するだけで、真(まこと)の贈り主のことを忘れ、無視すれば、その結果がどうなるかは明白です。


 現実世界において受けるどんな恩恵に対しても、現界の者に対する感謝の、何万倍以上の感謝を、天照大御神に捧げなければならないのです。そうでなければ、根本を忘れた、間違った生き方になるのです




 。本当の恩返しは、天照大御神に対してすべきものなのです。




 他のすべては、配達人・使いでしか無いのです。自分の生命(すべて)を捧げるべき対象は、天照大御神だけでなければならないのです。枝葉に囚われ、根本を忘れては、大きな大きな間違いを犯していることになるのです。