ありがとうございます 神書 3-47  無限の安らぎが一杯!

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心がプラスに向いている時とマイナスに向いている時


 神さまの愛は、プラス面にもマイナス面にも現れて、みんなが幸せになれるように、護り導いているのです。心がプラスの方向に向いている時は、プラスの姿の護りと導きを、受けることができるのです。心がマイナスの方向に向いている時は、マイナスの姿の護りと導きを、受けることができるのです。




 心がプラスの方向に向いている時とは、すべてを光一元に感受して、明るい心・楽しい心・朗らかな心・謙虚な心・素直な心・愛の心・善意の心・前向きの心・感謝の心・喜びの心・長所美点を見出す心・希望と勇気に満ちた心・自由自在な心・今を生きる心……等々になっている時です。その時には、プラスに満ち溢れた、導き・諭し・アドバイスを受けることができて、プラスの方向へ押し上げ・引っ張り上げてもらえるのです。そして天からプラスの善き姿が多く降り注がれて来て、順境の中で速やかに進歩・向上し、本心の輝きを増してゆくのです。




 反対に心がマイナスに向いている時には、プラスの時とは正反対の心になって、マイナスに満ち溢れた、導き・諭し・アドバイスを受けなければならなくなるのです。こうしてはいけない、それは間違っている、そうすれば悪くなる、生き方が甘い、努力が足りない、等々のマイナスの言葉の多いものになるのです。それは自分が神さまに背を向けている為に、自分の向いているマイナス面に、反射してくる光しか受けることができないからです。そして自分の運命や周りの環境には、病気や事故や不仲の人間関係等々の、マイナスを振り替えて消し去る為の、犠牲の愛の姿が続出するのです。それらの自他共に苦しむ姿を見て、自分の心の向きの間違いに、一日も早く気付かなければならないのです。




 本心の自分はプラスの方向のみに心を向けて、感謝と喜びを重ねることによって、速やかに悟りの花を開かせることができるのです。太陽のように暖かい慈母観音の姿が環境に現れて、順境の中で順修養(喜びを積み重ねること)によって、悟りの花を速やかに開かせることができるのです。マイナスの方向に向いた業想念の心では、悟りの花を開かせることは永遠に不可能なのです。




 業想念の心では、真実の幸せ(無限の無限の幸せ)を掴むことはできないのです。その間違いに気付かせる為の愛の姿が、峻厳極まりない不動明王の姿と現れた逆境そのものなのです。自分の運命や周りの環境が、峻厳な不動明王の姿に、またマイナスの悲惨な不幸な姿に見えるのは、自分の心の向きの間違いを指摘してくれているのです。神さまの愛の表現である宇宙には、光一元に眺めれば、本来マイナスは一切無いのです。マイナスにさえ見なければ、行き詰まり・頭を打ち・苦しむことは絶対に無いのです。神さまの愛の御心を正しく理解し、感謝一筋の生き方になれば、幸せは決して崩れないのです。