ありがとうございます 神書 3-42   無限の無限の安らぎが一杯!

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この世は魂を磨く為の修行の場


 この世(肉体界)に生を受けるということは、何にも増して有り難いこと なのです。何故有り難いのか? その意義をしっかりと把握して、この 世の一分一秒を、大切に大切に生きなければならないのです。この世 は、魂(想念感情の集積)を磨く為の修行の場です。心に明るい善い想念感情を積み重ねてゆけば、魂を立派に高め上げてゆくことができるのです。逆に暗い悪い想念感情を積み重ねてゆくと、魂を堕落させること になるのです。この世には、明るいものと暗いもの、善いものと悪いもの、というように比較対照できるものが、沢山存在しているのです。その中から明るい善いものだけを沢山選び、心に取り入れることによって、 自分の魂をプラスの多い高い魂へと、容易に昇華させることができるの です。反対に暗い悪いものを沢山心に取り入れてしまうと、自分の魂は マイナスの多い低い魂となって、堕落してゆくのです。




 あの世においては、自分の魂の持つ想念波動と同じ波動の世界だけ が、自分の感覚器官で感受できる世界なのです。同じ波長の者同士が 寄り集まるという心の法則によって、明るい魂の持ち主は、すべてが明 るい善い世界に住むことができるのです。しかし暗い魂の持ち主にとっ ては、すべてが暗い悪い世界にしか住むことができなくなるのです。従 って明るい者は益々明るくなり、暗い者は益々暗くなってゆくのです。プ ラスを沢山持っている者にとっては、あの世は幸せ一杯の世界です。





 ところがマイナスを沢山持っている者にとっては、あの世は恐ろしい苦難に満ちた世界です。マイナスの多い世界で、プラスだけを吸収してゆく それ故この世において、プラスだけ を沢山心に取り入れて、心の中のマイナスを打ち消し、プラスで一杯の 魂にしておく必要があるのです。またプラスだけを選び取れる自分にな っておく必要があるのです。





 自分の運命・環境の中から、明るいものを選べるのは、本心の自分です。


 逆に暗いものを選んでゆくのは、業想念の心です。業想念(五欲)
の奴隷に陥ると、暗いものを選んでは、益々暗くなってゆくものです。本心の自分は、神さまに心を向けて、無限に明るい善いものを、感謝の心 で受けてゆくこともできるのです。楽天的・楽観的な生き方で、プラスだ けを積み重ねて、本心を引き出し、魂を輝かせてゆくことが、何よりも大事なこの世の修行です。





 無差別に何でも心に取り込んでしまっては、マイナスの多い自分にな ってしまうのです。環境に影響されない強さが必要です。もし選択の自由を縛るものがあるとすれば、それは自分自身なのです。だから自分自身が明るい最高のものだけを、しっかりと選んで受け入れてゆかなければ、本当の幸せを掴むことはできないのです。最高のものは常に一つです。選択を誤れば、最高のものを受け損なうのです。