ありがとうございます 神書 3-4   無限の無限の安らぎが一杯!

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言霊は絶対から顕現してくる神さまの働き


 『ありがとうございます』という祈り言葉が保持している根本の言霊とは、天照大御神(宇宙絶対統一神)そのものなのです。




 言霊(コトダマ)は、枝葉に当たる広義の言葉の中心核をなすものです。

 言霊は絶対から顕現してくる神さまの働きです。


 言霊は大別すれば、『いのち・かたち・ひびき』の三つのすがたとなって現れてくるのです。


 この世で人間が使用している、例えば「ありがとうございます」というような言葉は、“ひびき”の一種です。言霊を「ことたま」と清音で表現するのは、神さまの働きとは清浄無垢の澄清まったものである、ということを強調したい時です。




 言霊を「ことだま」と濁音で表現するのは、例えば「か」(輝き)+「か」(輝き)=「が」(輝きに輝く)を意味していて、神さまの働きの奥深さ(重層構造)を強調したい時です。


 天照大御神とは、宇宙絶対神の最高表現の別名のことです。絶対神の全徳の無限の無限の輝きそのものです。最高表現としての全大宇宙のことです。




 『ありがとうございます』(天照大御神 今・ここに 在します)という祈り言葉は、天照大御神(救いの最高権威)の救いの働きを、大きく大きく受ける為の言葉なのです。




 即ち天照大御神の分身としての八百万の神々(救いの働きの仏・菩薩とも変身する)の、ありとあらゆる一切の救いの働きを、何時・何処にあっても、誰もが自由に、各々の心の器に合わせて、受けることのできる祈り言葉なのです。




 『ありがとうございます』という祈り言葉の上には、一切の救済の神々の大光明が、常に燦然と輝くのです。そして各々の心の器量に合わせて、その時・その場に相応しい救済の光が投げかけられ、順次段階を追って、心の器をより大きく・より清らかに変化させて下さるのです。『ありがとうございます』という祈り言葉には、心の中の業想念を消し去って、心を透明にしてくれる絶大無比の働きがあるのです。片栗粉を水で溶いて、熱を加えてゆくと、ある極限に達すると、その白濁した液が透明になってくるのです。そのように『ありがとうございます』という祈り言葉は、熱き霊光となって心の中へ入り込み、ある一定量に達すると、心の汚濁を一挙に消滅させて、無色透明の心に変化させてくれるのです。




 その時に天照大御神が、心にはっきりと浮かび上がって来て、しっかりとその真実在を確認することができるのです。一瞬一瞬新たに新生してくる、最高表現・天照大御神を正しく理解し・把握して、その全徳の無限の無限の輝きの素晴らしさに、感動に打ち震え、感涙にむせび、無限の無限の幸せで一杯の自分を実感することができるのです。真実の祈り・真実の感謝とは、常に今・ここに、天照大御神を実感して、無限の無限の幸せ・喜び・安らぎ一杯!に生かされることなのです。