ありがとうございます 神書 3-37  無限の無限の安らぎが一杯!

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神さまの『いのち』を食物を通して頂いている


 料理(食事)を作る時の心構えによっては、自他共に幸せにもなり、不幸せにもなるのです。


 家庭において、愛する夫や子供達の為に、毎日毎日朝昼晩と、食事を作るに当たっても、喜びの心で料理を作れば、自他共に幸せになるのです。


 義務的に嫌々作れば、自他共に不幸せになるのです。


 食事は単に物質を食しているのでは無いのです。


 根本には神さまの『いのち』を、食物を通して頂いているのです。




 万物の大犠牲精神(愛)の発露としての、『いのち』の捧げ物を頂いているのです。


 深い深い感謝の心で頂かなければ、恩知らずな忘恩の徒に成り下がるのです。


 感謝と喜びと賛嘆の心で、食物を最高に生かし輝かせてこそ、食物の天命が完うされるのです。食


 物の大犠牲精神(愛)に対して、真心込めて深く深く感謝しなければならないのです。


 そして食事を頂く者が、真実に幸せとならなければならないのです。その為の尊い役目としての食事作りなのです。




 食事作りを煩わしい雑用だなどと考えていては、無知から来る愚かな過ちを繰り返すことになるのです。決して詰まらない雑用なんかでは無いのです。最高に尊い仕事です。


 悟りへの具体的な実践道です。即ち神さまの愛の御心(みんなを幸せに!)を実践する尊い仕事です。


 悟り(感謝三昧の心)を深める為に、具体的な感謝の対象(犠牲の愛を目の当たりに示してくれる食物)を与えられて、感謝を無限に深めてゆける絶好の機会です。


 一粒一粒のお米に対しても、真心から感謝を捧げられてこそ、料理人としての本懐があるのです。




 食事の材料に対して、真心からの感謝を捧げられてこそ、その材料を本当に生かせるのです。料理を作る時には、料理を作ることに喜び(嬉しい・楽しい・有り難い)の心で、食事作りに勤しむことが大事なのです。


 喜びの込められた食事は、美味であり、薬ともなり、健康を与え、幸せを増大してくれるものなのです。


 反対にマイナスの思いの込められた食事は、不味くなり、毒となり、健康を奪い、幸せを破壊するものなのです。




 真実の悟りへの道を歩む者は、先ず小我(自分が自分がとでしゃばる自分)を捨てて、大我(すべてを神さまの御心のままにと全託できる自分)に還ろうとしているのです。


 神さまの愛の御心を、ひたすらに実践躬行しようとしているのです。だから皆を幸せにできる仕事であれば何でも、無限の喜び(嬉しい・楽しい・有り難い)一杯の心で、一切の報いを求めることなく、只只献身的に奉仕させていただこうとするのです。そうすることによって本心の自分が大きく輝き出て来るようになり、感謝は更に深まり、幸せは一層増大し、喜びは無限に湧き出てくるようになるのです。