ありがとうございます 神書 3-26   無限の無限の安らぎが一杯!

神書目次へ

自分のことしか考えない利己的な心


 肉体人間としての小さな自分のことばかりを考えていては、本当の幸せを掴むことはできないのです。何故なら小さな自分のことしか考えない心は、幸せの本体である神さまの御心とは、大きくかけ離れているからです。心の波が大きくかけ離れていては、幾ら神さまが大きな幸せを与えようとしても、その幸せを受け取ることはできないのです。




 神さまからの幸せを受け取る為には、自分の心を神さまの御心に合わせてゆかなければならないのです。しかし肉体人間としての自分の力だけでは、自分の心を神さまの御心にまで高め上げてゆくことは、至難の業です。そこで救済の神である守護霊・守護神さまに、助太刀を頼むわけです。


 『神さまの御心が、私の心でありますように! 守護霊さま守護神さま、ありがとうございます』と守護の神霊の加護を信じて、真剣に、一心に祈り続けるのです。そうすれば必ず、心の波動調整が行われて、心は高め上げられてくるのです。そしてその心の高まりに比例して、幸せは大きくなってくるのです。




 自分の心を立派に磨き上げないで、幸せだけを受け取ろうとしても、そんな甘い話には落とし穴が付き物です。サラ金で借金しながら、目先の幸せを享受していても、取立の時期が来れば、大きな苦しみを味わうようなものです。地道に一歩一歩、着実に心を高め上げてゆくことが大切です。日々忍耐強く努力を積み重ねてゆくことが大事なのです。神さまの御心と自分の心とが一つになった時に、神さまの大きな幸せが自分の幸せになるのです。




 心を立派に磨き上げてゆく為には、感謝一筋の生き方を実行してゆくことです。いつどんな場合にも、どんな過酷な運命・環境が与えられても、明るく明るく善意に善意に思い返して、感謝が深まるように、最大の努力を払わなければならないのです。いつまでも愚痴を零したり、不平・不満・不足に思ったり、他人を責め裁いていては、益々心を汚し堕落させることになるだけです。そのような心に波長の合うものは、幸せとは程遠いものばかりです。マイナスの心は、マイナスのものを引き寄せるのです。




 小さな自分の幸せばかりを願っている利己的な心では、神さまの愛他的な心は感じられないのです。思い切って自分の幸せを願う心を捨てて、みんなの幸せを大きく願い、神さまの為に自分の生命を捧げてみれば、少しは神さまの愛が感じられてくるはずです。幸せを自分の方にかき集めようとすれば、幸せは自分の周りから逃げ去ってゆくのです。幸せをみんなに与えようとすれば、幸せは自分の周りに集まってくるのです。類は類を呼ぶのです。波長の合うものが集まってくるのです。小さな幸せを、この世からかき集めようとしないで、大きな幸せを、神さまから受けようとすれば、必ず本心の自分に戻ることができるのです。そしていつも無限の無限の幸せで一杯になるのです。