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謙虚になるという秘訣


 謙虚に謙虚になることが、感謝を深めてゆく一番の秘訣です。


 謙虚な心とは、自己の立場を下に置いて、与えられるものを、仰ぎ見て受ける心です。


 従って本当の謙虚さとは、マイナス無限大の・地獄のどん底の・これより下は無いという立場に、先ず自分を置くことから始まるのです。自分自身のこれまでの生き方が、本当に正しいものであったかどうかを、厳正に見極める必要があるのです。




 人間としての自分が、勝手に正しいと思い込んでいても、神さまの目から見た時に、本当に正しいかどうかは、疑わしいものです。例えば、宇宙のすべては神さまの所有(モノ)なのに、人間が勝手に自分の所有を持っているということは、人間は神さまの所有(モノ)を盗み取った大泥棒であるということです。また人間が贅沢な生活を楽しんでいるということは、自然を破壊し、動植物を殺し、残虐非道な殺戮を犯しているということです。本当の正しさは、神さまの御心に叶っていなければならないのです。そういう観点から判断するだけでも、本当に正しい生き方をしている人間は、皆無に近いと言わなければならないのです。




 傲慢で欲深い人間が、如何に自分は正しいと強弁しても、神さまの裁決は、地獄行きを宣告するだけです。深く感謝することを忘れ、生命をも捧げて奉仕をすることを怠って来た地球人類のほとんどは、神さまの御心に叶わない・不必要な存在なのです。


 神さまの必要としている人間は、神さまの御心に従って生きる人間です。




 全体の調和を、世界の平和とみんなの幸せを守り抜いてこそ、必要な存在であると認めてもらえるのです。

 神さまを無視し、神さまの御心と反対の生き方をしている人間は、存在する価値は無いのです。


 神さまが忍耐に忍耐を重ね、待ちに待ったその挙げ句が、地球全体の破壊だとすれば、そんな人類は自分勝手に滅んでゆくのだから、神さまに救いを求める資格は無いのです。それなのにまだ神さまは地球人類を救おうとして下さるのです。




 神さまの助けを受けて、地球人類の滅亡を防いでいただく為には、地球人類はもっともっと真剣に、謙虚に感謝を深めてゆかなければならないのです。


 地球人類が心の中に作り上げた地球人類滅亡の運命は、そのシナリオ通りに現れたら、想像を絶する大惨事となるのです。


 このまま行けば地球人類のほとんどが滅んで、地獄に落ちて苦しむことになるのは、誰にも予測のつくことです。




 感謝の無い人間の運命を修正することは、神さまにとっても至難の業です。運命として当然受けなければならない地獄の責め苦を、億分の一以下の軽い姿に軽減してもらっても、この一生は七難八苦の大難の連続になるのです。


 神さまの無限の無限の守りに対して、涙を流して・感謝し・喜ばなければ、神さまの御心に叶った謙虚な感謝にはならないです。