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七難八苦の苦しみから自由になる法


 業想念の縛り(七難八苦の苦しみ)から自由になる為には、一心不乱に神さまを呼び・感謝し続けることが大切なのです。

 遠い過去世から積み重ねて来た、自らの想念感情によって、蚕が糸を吐いて、自ら繭の中に閉じこもるように、本心の自分を自縄自縛して不自由になっているのです。




 本心の心の自覚が欠乏している(蛹になって眠ったようになっている)間は、自分自身の力でその縛りを解く(繭を食い破る)ことは難しいのです。

 しかしながら本心の自覚(感謝の心)を取り戻し、本心の自覚を深め、本心の無限力を引き出すことができるようになれば、一切の業想念の縛り(苦しみ)から自由になる(繭を食い破って外に出る)ことも可能になるのです。だから何よりも先ず本心の自覚を取り戻し・深めることなのです。その為に必要なことは、真剣な神さまへの感謝行です。




 本心の自分とは、一瞬一瞬新たに新たに、神さまの中から新生して来る“感謝の心”そのものです。

 真剣な感謝行の積み重ねは、本心の自分を呼び覚まし、本心の自覚を速やかに深めてくれるものなのです。

 本心の自覚が、光が闇を消し去るように、業想念の縛りを消し去ってくれるのです。




 本心の自覚を深めてゆかなければ、いつまでも業想念の心を自分の心として掴んだままで終わるのです。


 本心こそが本当の自分であるのに、本心であることを忘れていたり、その自覚がぼんやりしていては、業想念を自分から切り離して、消し去ることなど不可能です。




 業想念の心を掴んだままでは、類は類を呼ぶ(同波長のものが集まる)という法則によって、いつまでたっても、業想念ばかりを引き寄せることになってしまうのです。それでは業想念の縛りから自由になることは、永遠に不可能です。


 業想念の縛りから自由になる為には、本心の自覚を深めようとして、本心こそが本当の自分なのだと、繰り返し繰り返し思い返すことが必要なのです。




 移り変わる姿に執着して、それらが自分の思い通りになることを願うだけの御利益信仰では、本心の自覚を深めてゆくことは難しいのです。




 本心の自覚を深めてゆく為には、業想念の心の御利益信仰の域を、一日も早く卒業して、移り変わる姿の一切を、感謝一筋に受け止めてゆくことが大切です。どのような姿の奥にも、神さまの愛の働きを見出そうとしてゆくことが大切です。




 マイナスに見ている姿を、もう一度光一元に見直して、プラスの無限の価値あるものとして、心にしっかりと受け入れてゆくことが大切です。




 本心開発(感謝を深める)の正しい信仰に進まない限りは、御利益も永続しないのです。

 いくら熱心に信仰していても、御利益の無くなる時が来るものです。

 それは御利益信仰の間違いに気付かせる為の、神さまからの愛のメッセージです。