ありがとうございます 神書 2-4 無限の無限の喜びが無限に無限に一杯!

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『真実の祈り』の必要な時


 今ほど『真実の祈り』が必要な時は無いのです。過去世から積み重ねて来た、無限の業想念を消し去ることができるのは、『真実の祈り』であるからです。各自の心に湧き上がって来る七難八苦の業想念を、また現実化しつつある地獄絵図の運命を、本当に消し去り・修正することができなければ、地球滅亡の預言を覆すことは不可能です。現在の地球人類の大部分は、噴火山上の舞踏に酔いしれているようなものです。身の危険を省みることも無く、刹那の快楽を求めて、地獄への道を転がり落ちているのです。




 『真実の祈り』を祈る為には、正しい祈り方を学ばなければならないのです。ただ単に祈っていると言っても、その祈り方は千差万別です。我流の間違った祈り方では、何の効果も無いだけでなく、マイナスの結果を招くことにもなるのです。何よりも先ず謙虚に・素直になることです。謙虚に・素直にならなければ、神さまからの的確な導きも助けも受けることはできないのです。




 謙虚になるとは、地獄のどん底に置かれても、文句の言えない自分なのだと反省し、移り変わる姿のすべてを、光一元に仰ぎ見て、地獄絵図をこんなにも幸せな状態に変えて下さって、本当に『ありがとうございます』と、真心込めて感謝することです。次に素直になるとは、過去のすべてを心から放して、一瞬一瞬新たに新たに、一切を神さまから受け直すことです。自分を、自分のものを、過去の出来事の全てを、捨てて・捨てて・捨て切って、心から放すことです。そして新たに生まれ変わった自分が、すべてを新たに、神さまから受け直すことなのです。




 移り変わる姿に執着して、過去を掴めば、誰でも業想念の奴隷に陥るものです。業想念の心は、求める心・欲深い心であり、間違いなく地獄に転落してゆくのです。五欲の心・煩悩の心・業想念の心を、自分と切り離してしまわなければ、真実の祈りを祈ることも、真実の救われを得ることも、絶対に不可能なのです。真実の祈りを祈ることができるのは、本心の自分即ち謙虚な・素直な・すべてをプラスに受けられる・感謝一筋の自分なのです。




 この本心の自分に戻ってこそ、真実の祈りを実行し、すべてのマイナス・業想念を消し去ってゆくことができるのです。




 『真実の祈り』とは、『ありがとうございます』と一心に唱えながら、『宇宙絶対統一神・天照大御神 今ここに 在します! 新たなる全徳の無限の無限の輝きが一杯!』『みんな天照大御神!新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯!』と心にしっかりと認めることなのです。真実の祈り・真実の感謝は、『ありがとうございます』という祈り言葉の真実の中身を、しっかりと心に把握することなのです。