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闇は光を浮かび上がらせる役目


 自我の心(想念感情・業想念の心)を死に切れば、本心の心が復活してくるのです。

 いつまでも自我の心に執着して、自我の心を生きようとするのは愚かなことです。

 闇は光を浮かび上がらせる役目です。

 自我の闇の心は、本心の光の心の素晴らしさを、再確認させる役目です。

 自我の心に陥っているのは、闇に沈潜して、光を見失った状態と同じです。

 本当の自分は、宇宙絶対統一神の全徳の無限の無限の輝きを継承している本心の心です。だから本心の心に戻る以外に、真実の幸せを獲得する方法は無いのです。




 自我の心のままで、幾ら幸せを探し求めても、決して得られる道理は無いのです。幸せの青い鳥は、世界中探し回っても見つけることはできないのです。自分の中に、本心の心として、最初から存在しているものなのです。




 自我の心を生きるか、本心の心を生きるかは、本人の自由なのです。誰からも強制されたり、自由を奪われることは無いのです。だからこそ、自分自身が本心の心を生きようとしない限りは、永遠に本心の心に戻ることは不可能なのです。がらくたのような自我の心を選ぶか、ダイヤモンドのような本心の心を選ぶか、その選択は本人の自由であっても、いつまでも自我の心に執着している人は気の毒です。自業自得であり、自分の蒔いた種を自分で刈り取っているだけであっても、地獄の苦しみは何億年以上も味わっているのは、愚かさを通り越して、憐れなものです。程度の差はあっても、自我の心を生きている限りは、七難八苦の苦しみは、常に影のように付きまとうのです。




 本心の心に戻りたいのであれば、先ず本心の心と自我の心との区別を、しっかりと付けることです。本心の心とは何か、自我の心とは何かを、はっきりさせることです。そして自我の心が出て来る度に、この自我の心を消し去って下さいと、救済の神々に縋るべきなのです。救う側と救われる側とが、ぴったり一つに繋がれば、効果は大きくなるのです。その上で自分自身はしっかりと本心の心を生きようとするのです。即ち自分は本心の心なのだ、本心の心が自分なのだと、しっかりと繰り返し思い返すのです。




 捨て去り・消し切らなければならない自我の心とは、すべての執着心と虚栄心です。

 求める心と思い通りにしたい心です。

 過去を掴む心と部分を掴む心です。

 私物化する心と自己弁解の心です。



 これらの自我の心を少なくすればするほどに、本心の心は復活し、その輝きを増して来るのです。

 本心の心とは、宇宙絶対神の最高表現を、常に新たに新たに受け直す心です。

 過去にも部分にも執着すること無く、今を新たに生きる心です。

 謙虚な心・素直な心・明るい心・愛の心・感謝の心・賛嘆の心・喜びの心・奉仕の心・与え尽くす心……です。

 神ながらに生かされている心です。