ありがとうございます 神書 2-34 無限の無限の喜びが無限に無限に一杯!

神書目次へ

神さまと自分との関係


 正しい信仰とは、神さまと自分との関係を、常に一体一の状態に置くことです。神さま以外の何物をも、見ざる・聞かざる・言わざるの行に徹することなのです。自分の他には神さましか存在しないのである、という心の状態になることが、正しい信仰の根本なのです。その為には神さまのことだけを、思い続け・思い詰めることが必要なのです。心を尽くし・思いを尽くし・誠心を尽くし・力を尽くして、内なる神さまを愛するのです。




 即ち先ず自分の心の奥に神さまを見出すのです。そして内なる神さまを褒め讃え、謙虚な心で感謝し、いつも無限の無限の幸せで一杯ですと喜ぶのです。神さま以外のことに心を奪われ、神さまのことを忘れているようでは、その時は未だ一歩も、正しい信仰に足を踏み入れていない状態なのです。人は二人の主に仕えることはできないのです。神さまに仕えようと思うならば、全身全霊を神さまに捧げ尽くさなければならないのです。




 神さまが与えようとしている、全徳の無限の無限の輝きを感受する為には、自分の生命をも神さまに捧げ尽くそうとする、真摯な心の姿勢が必要なのです。御利益信仰的に神さまを利用しようとしても、そんな浅ましい心では、神さまの本当の助けを受けることはできないのです。その心に波長の合う業想念の干渉を受けるだけなのです。




 正しい信仰を続けることによって、正しい信ができあがるのです。その信の力が、神さまを直感するのに役立つのです。その信の力が、神さまの全徳の無限の無限の輝きを、感受するのに役立つのです。正しい信は、正しく思い続けることによって、即ち正しい真理の言葉を駆使し続けることによって、養成されるものなのです。




 信とは、人が自分の心の中に積み重ねた、言葉・思いの集積なのです。過去にどんな言葉を使い、どんなことを思って来たかによって、今の自分の信が決定されているのです。神さまの絶対の愛を、深く信じることができれば、神さまの絶対の愛を直感し・感受することができるのです。




 人は常に自分の信念に波長の合うものを感受して、自分の運命として享受しているのです。神さまの絶対の愛を直感し、全徳の無限の無限の輝きを感受できる自分である為には、先ず自分の信念を正しい信に置き換える必要があるのです。その為には、マイナスの言葉・疑いの言葉・不信の言葉を、今後一切使わないようにすることが大事なのです。そして常に前向きに・積極的に、プラスの言葉・神さまを愛する言葉・神さまを信ずる言葉を、駆使し続けることが大切なのです。




 『一瞬一瞬新たに、全徳の無限の無限の輝きをもって、顕幽両界を光一元に一大統一している、天照大御神 今・ここに 在します』という意義の、『ありがとうございます』という祈り言葉を一心に唱え続けることは、正しい信仰を培う為の最高の方法です。