ありがとうございます 神書 2-28

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褒めること・感謝すること・喜ぶこと




 褒められたら・感謝されたら・喜ばれたら、もっと素晴らしいものを与えたくなるのが人情です。褒めること・感謝すること・喜ぶことが、人への大きなプレゼントになるからです。人(特に本心)は、真理の言葉(プラスの言葉)によって活かされて、大きな幸せを感得するものなのです。




 褒め言葉・感謝の言葉・喜びの言葉を与えるということは、真理の言葉を与えるということです。それは布施行の法施や無畏施に通じるものです。だから最高のものを与えたことになるのです。与えたものが与え返されるという法則から見ても、褒めて・感謝して・喜ぶということが、更に大きな幸せを与え続けてもらう為の秘訣なのです。




 神さまが与え続けて下さっている全徳の無限の無限の輝きは、みんなに平等に、依怙贔屓(エコヒイキ)なしに、一瞬一瞬新たに新たに、無条件で与えられているものばかりです。だから自分の与えたものが与え返されるという、因縁因果の法則を超越したものです。




 過去にプラスのものを何一つとして与えていなかっても、いつでも自由に、神さまからは最高の無限の無限のプラスのものを受けることができるのです。ただどの程度受けられるかは、一人一人の心次第なのです。もし空に浮かぶ黒雲の中に嵌まり込んだら、太陽の光を受け難くなるのと同じように、業想念の心の奴隷に陥ったら、神さまからのプレゼントも受け難くなるのは当然のことです。




 神さまからのプレゼントを受ける為には、黒雲の上に出るか・黒雲を消し去れば、太陽の光が受けられるように、業想念の心から離れるか・業想念を消し去ればよいのです。




 業想念の心から離れる為には、業想念の心を相手にしないで、神さまの御心だけを相手にすることです。即ち真理の言葉(プラスの言葉)だけを駆使し続けて、本心の自分をしっかりと生きればよいのです。




 過去の出来事を相手にしないで、今の一瞬一瞬を、大事に生きればよいのです。




 感謝の心を呼び起こして、今与えられているものを最高に受けて、大きく喜べばよいのです。




 神さまからの最高のプレゼントは、今の一瞬の他には、受けるチャンスは無いのです。今を最高に生きることが、神さまからのプレゼントを最高に受けることなのです。今の一瞬を最高に生きる為には、本心の自分の感謝の心そのものに成り切ればよいのです。感謝の心に戻れば、無限の素晴らしいものが、既に存在していることに気付くのです。そして感謝一筋に生き続けようとすれば、業想念の心を相手にしないで済むのです。その内に業想念の心は、感謝の深まり・積み重ねに比例して、いつの間にか大きく消し去られているのに気付くのです。わざわざ業想念を相手にして、消し去ろうと力む必要も無いわけです。