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天地人の三つの働き


 天地人の三才(三つの働き)は、密接な相関関係を保っているのです。人心は天象(天体の現象や空模様)に投影され、地象(大地に起こる現象)と現れ、人象(人間界の種々様々の現象)となって、人の運命を大きく決定しているのです。人の心が調和すれば、天象・地象・人象のすべてが調和するのです。人の心が乱れたら、天象・地象・人象のすべてが乱れるのです。




 自分自身の心を調和させるという、大きな大きな責任を、すべての人は担っているのです。自分一人の心の持ち方が、どれだけ大きな影響力を、天地人の三才に及ぼしているか、計り知れないものがあるのです。ちょっと腹を立てるだけでも、その腹立ちの一波は、宇宙を駆け巡って、腹立ちの万波を呼び起こし、大きな影響力を与えるものなのです。腹立ちの想念(怒りの炎)というものは、すべての幸せを破壊し・焼き滅ぼす働きをするものなのです。




 最初の怒りの炎がマッチ棒の小さな炎であっても、燃え移り・燃え広がるにつれて、大きな大火となるのです。何気なく捨てた煙草の吸殻が、自分の気付かない所で、大きな山火事を引き起こしていた、ということも起こり得るのです。守護の神霊の加護によって、その火種を消してもらわなかったら、いつも大惨事を引き起こした責任者として、処罰されなければならないものなのです。




 人類が起こし・積み重ねて来た業想念の心の物凄さは、そのまま放置すれば、この地球を何万回・何億回となく破壊しても、なお余りある程のものです。その惨劇を万分の一・億分の一に軽減して、守りに護って下さっている守護の神霊が存在しているからこそ、今の地球が滅亡せずに済んでいるのです。その守護の神霊の涙ぐましいまでの忍耐深い愛の守りに対して、いつまでも無視するような生き方をしていては、本当に地球の滅亡が現実化するかもしれないのです。いつまでも業想念の心の奴隷になっていないで、一日も早く本心の調和した心に戻らなければならないのです。謙虚な謙虚な心になって、感謝一筋の心で、一瞬一瞬新たに新たに、天照大御神(全徳の無限の無限の輝き)を感受してこそ、本当の調和した心になれるのです。




 本当に調和した心の持ち主が急速に増えなければ、天地人の三才に大きな乱れが生ずることになるのは、誰の目にも明白です。筆舌に尽くせぬ程の、天変地異大動乱に見舞われることになるのです。




 その時期は非常に切迫しているのです。注意報や警報の時期は過ぎて、今正に大惨事が現実化しようとしているのです。大彗星の地球への激突、超異常気象、大地殻変動、大地震、大噴火、大津波、大陸の海没、核戦争、侵略、大虐殺、難病奇病の蔓延等々、どの一つをとっても驚愕することが、連鎖反応的に勃発せんとしているのです。




 この惨劇を防止する為には、真祈り(深い感謝行)によって、守護の神霊の加護を大きく受けて、人心を調和させることが必要なのです。