ありがとうございます 神書 2-14   無限の無限の喜びが無限に無限に一杯!

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『感謝と奉仕』の本心の心


 神さまの本当の助けを受けられるのは、『感謝と奉仕』の本心の心なのです。




 自分が何々をしてやったんだというような恩きせがましい傲慢な心や、利害得失のお返しを求める欲の心は、業想念の心です。業想念の心では、決して神さまの本当の助けを受けることはできないのです。神さまの無償の愛の助けというのは、高次元の心の波動です。その助けを受ける為には、自分の心の波動を、高次元波動に調整しなければならないのです。即ち謙虚に謙虚に、すべては神さまのお蔭であると感謝を積み重ね、一切の報いを求めることなく、与え尽くす生き方を実践し続けることが必要なのです。




 五欲の心・業想念の心は、神さまの愛の心と波長が合わないから、神さまの助けを受けることはできないのです。感謝と奉仕の本心の心のみが、神さまの御心と波長が合って、神さまの助けを大きく受けることができるのです。




 神さまの本当の助けというのは、業想念の心・五欲の心・煩悩の心から、本心の安らぎの心に戻すことなのです。先ず執着心と虚栄心を消し去ることなのです。業想念の欲望を幾ら満足させても、本心の無限の無限の幸せはとは、雲泥の差があるのです。真実の幸せを得る為には、業想念の心を離れて、本心の心に戻る以外に無いのです。業想念を自分の心として掴んだままでは、本心の安らぎの心を得ることは決してできないのです。だから先ず業想念の心を、執着心と虚栄心を、どんなことがあっても、捨てようとしなければならないのです。そして本心の心をしっかりと掴もうとしなければならないのです。




 本心の心の立場に立って、業想念の心を消し去り、本心の心を輝かそうとしなければならないのです。本心の心を輝かす為には、業想念の心を無視して、本心の心が本当の自分の心なのだと、しっかりと思い返すようにすることです。何でも自分の思い通りにしようとして、我の心をのさばらしてはならないのです。『感謝と奉仕』の心をしっかりと起こして、本心の心を大きく大きく輝かせてゆくことが大事なのです。




 真実の幸せ・無限の無限の幸せは、常に間断無く降り注がれているのです。感謝の心を起こしさえすれば、その幸せを感受することができるのです。幸せを得る秘訣は、ただ一つ、神さまへの感謝だけです。神さまから受けた幸せは、他の何者もこれを奪うことはできないのです。




 自分の幸せが失われるとすれば、それは他から奪われるのでは無く、自分自身が神さまへの感謝を忘れた時なのです。神さまへの感謝を忘れさえしなければ、どんな幸せも奪われることは決して無いのです。




 自分自身が神さまへの感謝を忘れ、業想念の心の奴隷に陥った時にのみ、自分のすべての幸せが失われ、七難八苦の大きな苦しみを背負い込むことになるのです。