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『受けの達人』が本当の自分


 『受けの達人』が本当の自分です。『神さまのすべてを受ける』のが受けの達人です。神さまの絶対・創造・統一・自在・限定の五つの働きのすべてを受けるのが、神さまのすべてを受けることです。神さまは唯一無二の実在です。




 神さまの他には、何ものも存在しないのです。神独在です。神は絶対です。神さまの絶対の働きは、無限に無限に凄いものです。筆舌を遙かに遙かに超えたものです。




 無限の無限の直感力・洞察力・推理力・達観力を駆使しても、絶対の働きの凄さに気付くだけです。絶対は海全体に例えることができます。相対・表現は海の表面の波の変化です。絶対は海(生み)です。絶対から生み出されるのが、海の表面の波の変化、創造・統一・自在・限定の働きです。絶対から相対が生まれ、表現が生まれるのです。絶対の中に全徳(すべての働き)が在るのです。




 神さまの全徳が、相対の両極に振り分けられ、それらを円融無碍自在に組み合わせる働きが、創造の働きです。神さまは絶対者であると同時に、創造主なのです。相対に分かれたすべての要素を、左旋回・右旋回の螺旋状の働きとして、無限に伸展させて、すべてを尽くした組み合わせを、一瞬一瞬新たにするのが、創造の働きです。




 全大宇宙のすべてのすべてを、すべての時間・すべての空間を生み出す働きが、創造の働きです。同じものは何一つとして無く、同じことは二度と繰り返さない、完璧な表現が、神さまの創造です。神さまの創造は、無限の無限の創造です。永遠無窮に続く不断の創造です。




 すべてのすべてを尽くした神さまの創造は、それらを光一元に(他の要素も一元に)、大調和に配列して、一大統一してこそ、その全体像は最高に輝くのです。創造されたすべてのすべてを、最高の完璧な状態に配列・配置して、その全体像を最高に輝かせる働きが、統一の働きです。神さまは絶対者・創造主であると同時に、統一者なのです。




 全体像を構成する各部分の表現は、神通自在・神変自在な働きの精華です。また各部分は自らの自由意志で、喜んで統一の働きに参画して、全体像を最高の完璧なものにしているのです。そこには自由自在ないのちの躍動・無限の無限の輝きがあるのです。神さまはすべてのすべてと現れて、各部分に自由自在に働いているのです。各部分の自由自在な働きは、神さまの自在の働きなのです。




 最終的なすべての表現は、自分のすべてを捧げ尽くして奉仕する、最高の愛の結晶です。自らの自由自在な働きを完全に殺して、無限の縛りの中に入って静止するのは、愛の心による自由の限定の働きです。すべての表現は、神さまの愛の心の結晶、自由の限定の結果です。




 『ありがとうございます』(宇宙絶対統一神・天照大御神 今ここに 在します。新たなる全徳の無限の無限の輝きが一杯!)と感謝するのは、神さまの五つの働きのすべてを、しっかりと受ける為です。受けの達人・本当の自分に戻る為です。