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運命とは信念の投影


 『運命とは信念の投影です』信念の通りに、運命は形造られてくるのです。




 今どのような運命が現れていても、自己の運命についての責任は、すべて自分自身にあるのです。幸運も不運も、どちらも自己の信念通りに投影されているのです。他にその責任を転嫁する者は、運命の主人公・支配者・創造者としての、自己の権利を放棄しているのです。それでは運命の奴隷です。奴隷には自由が無いから、自由の無いところに真実の幸せは決して存在しないのです。




 信念とは、過去世から現在にかけて、その人が心に受け入れてきたものの集合体です。




 明るい・善き・幸せな信念の持ち主は、明るい・善き・幸せな運命を享受することができるのです。




 暗い・悪しき・不幸せな信念の持ち主は、暗い・悪しき・不幸な運命を、嫌でも味わうことになるのです。これは宇宙の法則ですから、誰にも破棄することはできないのです。従って幸せな運命を享受したい者は、この法則を幸せになるように正しく活用しなければならないのです。




 宇宙の大神さまは、その全徳を無限の無限の大光明燦然と輝かして、みんなに無限の無限の幸せを、一瞬一瞬その装いを新たにして、与え続けて下さっているのです。これは厳然たる真実なのです。その与え続けて下さっている無限の無限の幸せを、どれだけ心に受け入れるかは、一人一人の自由なのです。心に受け入れた程度に比例して、一人一人の幸せが定まるのです。




 いつも神さまに心を向けて、感謝し続けている人には、無限の無限の幸せで一杯という運命が、必ず訪れてくるのは当然です。




 逆に神さまを無視し、神さまへの感謝を怠っている人には、心に幸せを受け入れなかった結果として、不運が訪れてくるのも、これまた理の当然なのです。




 今七難八苦に見舞われ、地獄の責め苦に呻吟しているとしても、それは過去の自分が神さまの愛を心に受け入れなかった結果です。だから自業自得であり、誰の所為でも無く、自分自身に全責任があるのです。




 自己に全責任があると気付かなければ、運命を好転させることはできないのです。




 自己に全責任があると気付きさえすれば、後は簡単です。神さまの愛を、神さまの助けを受け入れて、自己の信念を明るい・善き・幸せな信念に修正してもらえばよいのです。




 過去に積み重ねて来た無限とも言えるマイナスの信念を、すっかりプラスの信念に置き換えてもらう為には、神さまへの真剣な感謝の積み重ねが必要です。その感謝の程度に比例して、この世に吹き出してくる大難を小難に、また大難を無難にと修正しながら、運命のひな形である信念を、根本から大きく改善して下さるのです。