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神さまの愛を受けとめることができない根本原因


 本心の心の目を閉じたままでは、「すべてのすべてなる宇宙絶対神」を、正しく評価することは不可能です。絶対の愛の表現である、全大宇宙のすべてを、正しく『愛』の表現として、受け止めることができないのは、本心の心の目を閉じているからです。また過去に積み重ねた想念感情という、「汚れた色めがね」を通して見ているからです。




 神さまの絶対の愛の表現は、尊厳無比・完全無欠・至貴・至善・至美・至妙・大調和の御尊容です。その愛の御姿を、自分勝手に悪く見て誤解し、神さまの愛を疑い拒絶するのは、真に恐れ多い・勿体ない・愚かしい行為です。その根本原因は『無知』にあるのです。本心の自己を忘れ、本心の自己に気付かず、本心の自覚の無いことが、すべての不幸・すべての苦しみの、根本原因になっているのです。本心に目覚めよ!本心に戻れ!本心の自覚を深めよ!これが真実の無縁の無限の幸せを、自分のものにする唯一の方法です。真実の無限の無限の幸せは、既に与えられているのです。ただその事実に気付くことだけが大切なのです。




 そのために必要なことは、まず




 第一に、繰り返し繰り返し、真理の書を読み、真理の話を聞き、真理の言葉を心にたたき込むことです。




 第二に、『祈り言葉』を一心不乱に、唱え続けることです。




 第三に、みんなを幸せにするための愛他行を、身近から、小さいことから実践し続けることです。この三つを実行することによって、本心の自覚は深められて、真実の幸せに気付くのです。




 宇宙絶対神の自己表現である全大宇宙は、無限の無限の大光明遍照の、光一元に輝ける姿です。




 本心の心の目で眺めれば、全大宇宙のすべてのすべては、『輝ける身』としての『神』なのです。それなのにそれなのに、神さまの生命の光輝いた姿として、感じ取ることができないとしたら、それは本心の心を忘れて、業想念の心の奴隷となっているからです。『神は非礼を受け給わず』なのです。




 神さまに相対するには、本心の心をもって相対しなければならないのです。本心の心のみが、神さまの中へ飛び込めるのです。業想念の心はすべて跳ね返されて、自分に戻ってくるのです。それはちょうど、鏡に自分を写すが如くにです。




 業想念である我の心に対しては、神さまは鏡になって、その我の心を写し出してくださるのです。




 『立ち向かう人の姿は鏡なり己が心を写してや見ん』




 『立ち向かう人の心は鏡なり己が姿を写してや見ん』なのです。




 本心の心とは、全大宇宙のすべてを、神さまに愛の現れであると、光一元に仰ぎ見て、賛嘆し、感謝し、喜ぶ心です。業想念の心の奴隷にならない為にも、積極的に本心の心を輝かして生きることです。




 すべてに神さまの愛を見出し、すべての現れの奥に、絶対神をしっかりと認めて、神さまに感謝し続けることです。