ありがとうございます 神書

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   思いの消し方

 心を変えたら必ず環境は変わるんです。今までは、その心の変え方が解らなかった人が多いのね。
 「ありがとうございます」と唱える目的は、先ず思いを消してもらうことね。雑念がどれだけ出てもいいのね、出る度に「ありがとうございます」と加えたらいいの。すると心に溜めた思いが全部消されて、いつの間にか心に思いが全部なくなって空っぽになる。そして神さまの光がスーッと通ってくると、みんな輝いて見えてくるのね。神さまの新たな全徳の輝きが一杯!という姿が周りに現われるの。
 番組だったらプラスの光の番組だけになるのね。周りが、環境が、光の世界に変わるんです。一日一時間でも、この一時間は徹底して「ありがとうございます」を唱えますというふうに、自分の自由意志をはっきり示して「この一時間に思いを全部消してください」って、約束すると神さまが大きく働けるのね。そのうちに一日「ありがとうございます」を唱えられるようになるでしょうね。
 心の向きを神さまに向け続ける意味で、心の方向付けをしてくれる言葉ですね。だから「一日五万遍唱えないと駄目」というのもおかしいんですよ。唱えた方がいいというだけで、最初はね。

 私も二十歳ぐらいの時にね、言葉の使い方をいろいろ修練させてもらったんですけど。その時は新聞も何も見なかったですね。プラスの言葉だけを使い続けるのね。本当に「見ざる、言わざる、聞かざる」の練習するんです。一年ぐらい、「絶対マイナスの言葉は使わない」という訓練をしましたけど。
 やっぱり目を閉じたほうがいいですね、耳栓したほうがいいですよ。お寺に小僧さんが入門する時はそうですね「見ざる、言わざる、聞かざる」の修行をするんですね。これも最低一年ぐらいはするんじゃないですかね。なかなか大変みたいですけどね。自分独りだといいんですけど、周りに仲間がいっぱいいてると、誰かが一言言葉を使うと「お前、何か言ったじゃないか」と言われる。そうすると「お前も言ってるじゃないか」となるんですね「言わざる」の修行ができないですね。(笑)