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 自分自身の未来の運命は、今の自分の生き方によって定まるのです。プラスの生き方をすれば、未来の運命は必ず善くなるのです。マイナスの生き方をすれば、未来の運命は必ず悪くなるのです。プラスの生き方とは、本心(神)の自分を生きることです。マイナスの生き方とは、業想念(五欲)の自分を生きることです。本心の自分の生き方は、一切の報いを求めないで、他に幸せを与え続けることです。業想念の自分の生き方は、ギブ・アンド・テイクの交換条件の心で、他に幸せを求め続けることです。

 他にプラスを与えたら、他からプラスが与え返されるのは、法則です。無償の愛の与え方は、神さまの御心と一致するのです。だから無償の愛の心で、他にプラスを与えたら、必ず神さまからも、無限のプラスが与え返されるのです。ただ本当にプラスを与えることができたらの話です。本当にプラスを与える為には、自分の持っている業想念を、それにくっつけないことが必要なのです。

 普通は自分の持っている業想念が、他へ与えるものにくっついてゆくのです。どんなに素晴らしいプレゼントを与えても、沢山の業想念がくっついてゆけば、大きなマイナスを与えたことになるのです。先ず自分自身の心を清浄にすることが、何よりも大事なことなのです。その為には自分のすべてを、神さまに捧げ尽くして、神さまを通して、他にプラスを与えることが必要なのです。

 自分は他にプラスを与えたつもりでも、本当にプラスを与えたかどうかは、疑問なのです。自分の心・言葉・行いから発している、すべての働きを総合して判断しなければ、本当のことは判らないのです。自分が今ここに存在するだけでは、心に在る業想念・プラスの言葉の欠如・プラスの行為の欠如によって、大きなマイナスを撒き散らしているかも知れないのです。知らず知らずの内に撒き散らしている、大きなマイナスの働きに、倍する、プラスの働きを、加え続けてゆかなければ、本当のプラスの働きはできないのです。

 本当のプラスを他に与える為には、

(1) 一瞬一瞬、自分のすべてを、神さまに捧げ尽くして、自分の持つ業想念を、消し続けてもらうことです。

(2) 神さまへの感謝を深めて、自分が他に与えようとするものを、清めてもらうことです。

(3) 相手の本当に必要としているものを、真心込めて与えることです。

 神さまへの絶対奉仕は、(1)謙虚な心で、(2)必要なことを、(3)素直に、(4)真心込めて、(5)全力を尽くして、(6)行き届いて、(7)喜んで、(8)感謝を深めて、(9)報いを求めず、自分のすべてを、神さまの為に与え尽くしてゆくことです。そうすれば必ず神さまは、どんなマイナス(無限の業想念)をも引き受けて、無限のプラスを与え返して下さるのです。