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 祈りを深める秘訣は、自分のすべて(生命)を、神さまに捧げ尽くしてゆくことです。絶対神の最高表現・天照大御神・新たなる全徳の無限の無限の輝きを、正しく感受する為には、心に蓄積した古いものをすべて、神さまにお返しすることが必要なのです。心という器の中に、過去の古いものを、一杯溜め込んだままでは、新しいものは何一つとして、入って来ないのです。祈りというのは、古いものを神さまにお返しして、新しいものを神さまから受けることです。一瞬一瞬新たに新たに、神さまの最高表現を、受け直し続けることなのです。

 心に古いものを一杯溜め込むから、業想念の心に陥るのです。常に神さまから、新たに新たに受け直せば、本心の心は輝くのです。現実の世界は、自分の心を映し出す、鏡の働きをしているのです。もし現実の世界にマイナスが有れば、自分の心の中のマイナスが映っているのです。それは古いもの(マイナス)を溜め込んで、新しいもの(プラス)を受け損なっているからです。自分の心に業想念が残っているから、七難八苦が現実に映し出されるのです。本心の心が輝いていたら、自分の世界は光輝くのです。

 マイナスを見つめ、マイナスを相手にしていては、心にマイナスを取り込むだけです。心の中のマイナスを消し去らなければ、現実のマイナスも無くならないのです。一切のマイナスは、『見ざる・聞かざる・言わざる』が、運命改善の秘訣です。心の中のマイナスを増やさない為には、マイナスを一切相手にしないことです。

 マイナス(闇)というのは、プラス(光)の無い状態です。プラスをどんどん加えてゆけば、マイナスは消えてゆくのです。心の中のマイナスは、祈り(無限の無限のプラス)によって、大きく消し去られるのです。自分のすべて(いのち)を、神さまに捧げ尽くすことによって、業想念(マイナス)を大きく引き受けて、消し去ってもらえるのです。その上に新たなる全徳の無限の無限の輝きが一杯!と祈ることによって、無限の無限のプラスを受けて、心の中のマイナスを大きく打ち消してゆけるのです。現実の世界に見えるマイナスは、祈りの練習材料なのです。現実のマイナスを、祈りによって、片っ端から消し去ってゆけば、心の中のマイナスも大きく消し去られてゆくのです。

 自分のいのちを捧げ尽くすということは、寿命(いのち)即ち時間を捧げ尽くすことなのです。神さまへの奉仕に、一日二十四時間を捧げ尽くすことなのです。神さまへの奉仕の最たるものは、祈り言葉を唱えること(祈りの練習)、新たなる全徳の無限の無限の輝きを感受すること(祈り)です。寸暇を惜しんで、一心不乱に、祈り言葉を唱え続けることが、いのちを捧げて祈る、『真祈り』に通じてゆくのです。