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 正しい生き方・正しい信仰の仕方・正しい祈り方が、本心開発即ち『悟りを開く』為には、絶対に必要なのです。間違った生き方・間違った信仰の仕方・間違った祈り方では、どれだけ真剣に・熱心に、何万年継続しても、益々業想念を積み重ねて、悟りから遠ざかることになるのです。本心の心の自分を生きようとすれば、すべては正しくなって来るのです。業想念の心の自分を生きようとすれば、すべては間違って来るのです。本心の心の自分とは、一瞬一瞬新たに、絶対神より新生して来る自分です。業想念の心の自分とは、過去を掴み、過去を引きずり、過去の重荷を背負っている自分です。本心の心の自分である為には、今受けたものに執着しないで、直ちにすべてを神さまにお返しして、消し去っていただくことが必要なのです。新たに新たに受け直し続けてゆけば、本心の心の自分に戻れるのです。

 正しい生き方とは、『与える』生き方です。間違った生き方とは、「求める」生き方です。『与える』生き方は、心に徳(貯金・プラス)を積み重ねて、感謝・幸せ・喜び・安らぎで一杯になるのです。「求める」生き方は、心に業想念(借金・マイナス)を積み重ねて、不平不満不足の心に陥り、七難八苦で一杯になるのです。正しい信仰の仕方とは、自分のすべてを、神さまに捧げ尽くし続けて、神さまに融け入り・一体化する、至忠至孝至悌の生き方です。間違った信仰の仕方とは、小さな自我の自分を掴んだままで、御利益(お蔭)ばかりを求める生き方です。正しい信仰を続ければ必ず、新たなる全徳の無限の無限の輝きを、感受できるようになるのです。間違った信仰を続ければ必ず、自分の心の投影の世界(お蔭)も、求める心(不足の思い)の通りに、マイナスで一杯になって来るのです。正しい祈り方とは、先ず自分のすべてを神さまに捧げ尽くして、無我無心無欲の心になって、謙虚に・素直に、新たなる全徳の無限の無限の輝きを感受する祈り方です。間違った祈り方とは、自我の思い・願いを実現する為に、自分の心の中から念力で、先にプラス(貯金)を引き出して、後にマイナス(借金)を残す祈り方です。正しく祈り続ければ、必ず運命は善くなり、本心は大きく輝き出て来るのです。

 正しく祈れるようになることが、速やかに悟りを開く為の、絶対条件なのです。日常生活においても、常に真剣に、神さまへの絶対奉仕に生きる必要があるのは、祈り易くする為の助行になるからです。常日頃から、『与え尽くす』心になっていたら、神さまの御心と波長が合って、正しい祈りができるのです。何事も真剣に・命懸けでしていたら、神さまの御心と波長が合って、神さまの助けを大きく受け入れることができるのです。自分のすべてを、本当に与え尽くせば、悟りは自然に開けるのです。